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意外と深刻だったりする (関東高校女子サッカー秋季大会 暁星国際高校―宇都宮短大附属高校)
第11回関東高校女子サッカー秋季大会 2回戦

暁星国際高等学校 ― 宇都宮短期大学附属高等学校


2015年11月8日 11:00 キックオフ

会場:鹿島ハイツスポーツプラザ No.1サッカー・ラグビー場
天候:雨、無風
ピッチ:濡れた人工芝

試合時間60分、決しなければPK方式。
交代要員は7名まで。交代できるのは6名まで。


前半 1-0
後半 1-0
合計 2―0


<暁星国際>
FW ⑦――⑨――⑪
MF ――⑩―⑥――
MF ―――⑬―――
DF ⑭―⑧―③―②
GK ―――①―――


<宇都宮短大附属>
FW ――④―⑪――
MF ⑨―――――⑧
MF ――⑩―⑦――
DF ⑤―㉔―②―⑥
GK ―――①―――


2年続けてこの秋季大会の出場となった暁星国際。そして2年続けて神奈川県第二代表との1回戦となった。前回大会では横浜翠陵高校に完勝と素晴らしいスタートだったが、今大会では県立大和高校に先制したものの追いつかれ、PK戦での辛勝となった。

ともかく2大会連続で初戦を突破することができ、ほっとしたところでの次の相手は、栃木の第一代表、宇都宮短大附属。おそらく今大会が初出場であると思う。



試合は、宇都宮短大附属のキックオフで開始。左サイドのスペースへ長いボールを蹴り出し、左SH⑨がボールを追いかけて走るが、先にマイボールにしたのは暁星国際の右SB②。
暁星国際の②は自陣のほぼ中央にいたCB③に横パスを回し、③がハーフウェーラインの前後にいる味方に向けて縦パスを出す。

しかしこのグラウンダーのパスが、水にぬれた芝のせいで途中失速。ボールは宇都宮短大附属の選手がカットしたが、暁星国際の左WG⑦がプレスバックしてボールを奪い、もう一度③にボールを戻す。

ボールを受け直した暁星国際の③。今度はリスクを冒さず浮き球で前線にボールを蹴りこむ。このボールは宇都宮短大附属の選手が弾き返したが、暁星国際の左WG⑦が中央に入ってセカンドボールを拾うと、すぐにシュートを打っていった。ペナルティーエリアの外からゴールエリアの中に向かって浮き球のボールが飛んだが、このボールは宇都宮短大附属のGK①がキャッチ。開始からわずか40秒での初シュートだった。

宇都宮短大附属の①がパントキックで蹴り出したボールは、暁星国際の選手が先に拾う。CB③にボールを下げ、タッチライン際に広がって縦に走り出す右SB②に向けて長いパスを出す。
ボールを受けた暁星国際の②はそのまま縦にドリブルで攻め上がり、ハーフウェーラインを越えて20mほど進んだところで、ペナルティーアークの中にいたCF⑨の足元にパスをつけた。ゴールを背にする形で右足にボールを受けた暁星国際の⑨は、左回転して前を向き、すぐにシュートを打とうとしたが目の前に宇都宮短大附属の選手がいたため、宇都宮短大附属の選手から逃げるように右にボールを運んでいき、ペナルティーエリアの右角に差し掛かったところでシュートを打った。
しかしファーストタッチからシュートまで少々時間があったので、宇都宮短大附属のGK①も体勢を整えるゆとりがあり、このシュートは落ち着いてキャッチすることができた。



キックオフから自陣に押し込まれ、苦しいクリアをさせられるばかりだった宇都宮短大附属が、初めてFWにボールが渡ったのが2分のこと。
GK①がパントキックで蹴り出したボールを暁星国際の選手がクリア。このセカンドボールを宇都宮短大附属の選手が拾って右前方に蹴り出す。これに反応して走り出したFW④が先にボールに追いついたが、中央からスライドしてきた暁星国際のCB③が素早く宇都宮短大附属の④からボールを奪い取った。


宇都宮短大附属の逆襲は、いったんここで終わり、暁星国際の③がボールを奪うと同時に左SB⑭がタッチライン際を縦に動き出す。
③から左前方に動きだした⑭に向けて長いパスが送られ、ボールを受けた⑭はさらに前方の⑦へ縦パス。ボールを受けた暁星国際の⑦はドリブルでペナルティーエリアの左をえぐる。すると宇都宮短大附属の右SB⑥が詰めてきて、身体を寄せてくる。
そのため暁星国際の⑦の足が止まったが、すぐにOH⑥が寄ってきて上手くスイッチ。ボールを持った暁星国際の⑥は、一気にゴールライン際まで進んでクロスボールを折り返したが、ボールは宇都宮短大附属のGK①が直接キャッチした。


ボールを押さえた宇都宮短大附属の①がパントキックで蹴り出したボールは、暁星国際のOH⑩がセンターサークルの奥で拾う。ボールを拾った暁星国際の⑩は一気にスピードを上げて左前方に持ち出し、ペナルティーエリアの左角に差し掛かったところで浮き球のクロスボールを蹴る。
ボールはある程度のスピードを保ったままゴールの前に上がり、そのまま逆サイドへ流れていったため、宇都宮短大附属のGK①は出ていくことができない。ボールはゴール正面に詰めてきていたCF⑨を越え、逆サイドからフリーで入ってきた右WG⑪のもとへと飛んでいった。
暁星国際の⑪は流れてくるボールに対して右足を出し、慎重に合わせたが、ボールはゴールの左に流れていってしまった。


しかし、ボールがゴールラインを割る前に宇都宮短大附属の選手に触っていたようで、暁星国際の左CKとなった。
左のコーナーからOH⑩が右足で蹴り上げたボールに対し、ファーサイドから飛び込んだ右WG⑪が頭で押し込んだが、ゴール正面を守っていた宇都宮短大附属の選手に当たり、そのこぼれ球を暁星国際の選手が押し込もうとして混戦になったが、最終的にはボールはゴールの右に抜けていって、宇都宮短大附属のゴールキックとなった。



宇都宮短大附属のゴールキックが蹴り出されると、ハーフウェーラインのあたりから前に出てきた暁星国際のCB③がワンタッチで蹴り返す。しかしこのボールを宇都宮短大附属のCH⑩がまたも蹴り返し、ボールはFW⑪を目がけて飛んでいく。
しかしここでも暁星国際のDFがすぐに絞ってコースを狭めてしまう。さらにルーズボールの競り合いの局面では、暁星国際の選手のほうが先んじてボールと相手との間に身体を入れることができている。また宇都宮短大附属のMF、DFの選手のサポートは少なく、暁星国際にとっては失点しそうな感じがない状況。


9分、センターサークルの奥から暁星国際の⑩の縦パスが、ペナルティーエリアの正面にいたCF⑨の足元に渡る。暁星国際の⑨はゴールを背にして相手選手を背負った状況でパスを受けると、相手に身体を預けられた状況から強引に左回転してゴールを向こうと悪戦苦闘。
それでもゴールの方向を向くことができたものの、マークされていた宇都宮短大附属の選手の脚がすぐに伸びてくる。暁星国際の⑨のシュートは足から離れた次の瞬間に宇都宮短大附属の選手の足に当たってゴールの右へそれてしまった。

それを見た暁星国際の先生は⑨に向けて「状況を考えろ(後ろの味方にボールを)落とせ」と注意。それは当然の指摘だが、プレイヤーにはそれを聞かない自由もある。


ともかく暁星国際の右CKとなる。右のコーナーからOH⑩が蹴り上げたボールを、ゴール正面に飛び込んだ左WG⑦がドンピシャのタイミングで合わせたが、次の瞬間、ボールはクロスバーに当たって跳ね返る。ファーサイドにいたCF⑨が、跳ね返ったボールに反応してとっさに足を出したが、ボールはゴールの左へ抜けていく。


これにより、宇都宮短大附属のゴールキックと変わる。
しかし、このボールを先にマイボールにしたのは暁星国際の選手。OH⑩がボールをキープすると右サイドに出て、前方を走る右WG⑪に向けて縦パスを入れると、⑩自身は中に入っていく。
ペナルティーエリアの右をえぐった⑪がマイナスに折り返したボールを、ペナルティーエリア正面やや右寄りの位置で⑩が貰い受け、左前方にいたCF⑨とワンツーを使って抜け出す。
しかし⑨のリターンパスがやや早く、⑩はそれに追いつくために身体が右に流れた状態でシュートを打ったので、ボールはクロスバーの上を越えていった。


つづけて宇都宮短大附属のゴールキックとなるが、ここでもマイボールにしたのは暁星国際の⑩。それと同時に左脇から駆け上がってきたDH⑬にパス。⑬はワンタッチで右前方にいたOH⑥にパス。
⑥は右のオープンスペースへパスを出し、このボールを見て走り出していた右WG⑪がボールに追いつくと、すぐに右足でクロスボールを入れたが、このボールが速すぎて、詰めてくる選手が合わせることはできなかった。


しかし、この2度の攻撃は、中盤でワンタッチパスが連続でつながったのもので、暁星国際の選手たちが本来の攻撃リズムをつかんできたことを感じさせた。


しかし14分、こぼれ球を拾った宇都宮短大附属の選手が、暁星国際エンドに向けて大きくボールを蹴り出す。
このボールがちょうど暁星国際の2人のCBの間に飛び、お互いの選手が譲り合ってしまって裏に抜ける。ペナルティーエリアの外に出ていたGKの①はこれを見てちょっと慌てる。
それでもどうにか左に流れていくボールに追いつき、懸命に足を伸ばして、守備に戻ってきた左SB⑭へボールをつないだが、この一連のもたつきの間に宇都宮短大附属の選手たち全員がポジションを押し上げていて、ボールを受けた暁星国際の⑭はすぐに相手選手に詰められてしまい、タッチラインの外にボールを出してしまった。

これにより宇都宮短大附属は相手エンドからのスローインを得た。しかし暁星国際エンド中央にいる味方に投げ入れたボールは、暁星国際のCB⑧がインターセプト。右WG⑪にロングパスを蹴り出して、そこからは暁星国際の選手たちが攻め込む展開に戻る。


その後もボールを支配していながら、なかなか得点を挙げられないでいた暁星国際だが・・

18分のこと。自陣の中央でボールを奪った宇都宮短大附属のDFに対して、暁星国際の選手が猛烈なプレッシャーを掛けに行く。
そのため、前にボールを出せなくなった宇都宮短大附属のDFは、自陣のペナルティーエリア内にいたGK①に向けてキックでバックパス。このボールを宇都宮短大附属の①は両手で捕ってしまった。

副審がすぐに笛を吹いて、間接FKを指示。

ペナルティーエリア内の間接FKなので、守る宇都宮短大附属の選手たちは、素早くゴールライン上に壁を作らないと、暁星国際の選手が早くリスタートすれば失点につながってしまう。
・・・のだが、これを把握している、高校女子サッカー部員は多くないのも現実。

宇都宮短大附属の選手がゴールライン上にそろう前に、暁星国際のCF⑨がボールをセットし、左脇にいたOH⑩へチョンとながす。そして暁星国際の⑩は右足を思い切り振りぬき、ボールをゴールネットに突き刺した。
(暁星国際 1-0 宇都宮短大附属)


宇都宮短大附属のキックオフで試合再開。
右サイドに走り出すFW⑪に向けてロングパスを送る。ボールに追いついた宇都宮短大附属の⑪はハーフウェーラインを20mほど越したところでアーリークロスを入れる。
このボールには暁星国際の選手が先に追いついたのだが、ボールが足につかずに暴れる。するとボールに合わせて暁星国際エンドに走り出していたもう一人のFW④が、ボールをコントロールできずにいた暁星国際の選手の選手に急接近。
宇都宮短大附属の④は、暁星国際の選手からボールをかっさらって、真っ直ぐゴールを目指したが、ここですぐに暁星国際の他の選手がカバーに入ってきて、ボールを奪い返し、大きなピンチにならず、再び暁星国際の選手たちがボールを支配する。


22分、暁星国際の左WG⑦が縦パスをもらってペナルティーエリアまでドリブルで攻め上がり、浮き球のクロスボールを上げる。相手エンド中央にいたCF⑨がゴール前まで駆け上ってきていたが、そのタイミングは若干遅く、逆サイドに流れていきそうなボールを、身体を後ろにそらせてどうにかヘディングしたが、ボールは右に流れていった。

しかしボールがゴールラインを割る前に、宇都宮短大附属の選手が触っていたそうで、暁星国際の右CKとなった。⑦がボールをセットして、それにOH⑩が寄ってきて、⑩の足元にパスをつなぐショートコーナー。⑦はもう一度⑩からボールをもらい受け、右45度の角度からゴールエリアの中にボールを入れる。
このボールに反応した宇都宮短大附属のGK①と暁星国際の右WG⑪が飛び出し、2人が衝突して、宇都宮短大附属ボールの直接FKとかわる。


さらに26分、暁星国際の⑦は先ほどと同じようにペナルティーエリアの右からクロスボールを入れる。今度はゴール正面に入ってくる選手が間に合わず、ボールはペナルティーエリアの右に出て行ってしまったが、右WG⑪がこのボールに追いついて、今度は右サイドからクロスボールを入れる。
このクロスボールは、ペナルティーエリアの中に戻ってきていた宇都宮短大附属の選手がクリア。クリアされたボールは再びペナルティーエリアの右に出るものの、このボールを暁星国際の⑪が拾ってまたもキープ。
暁星国際の⑪は再びクロスボールを上げるようなことはせず、ペナルティーエリアの右角に上がってきていたOH⑩に向けてマイナスのパスを出す。ボールを受けた暁星国際の⑩はドリブルでゴールを目指して一直線。

このドリブルで、相手選手を引きつけるだけ引きつけ、左前方にいたCF⑨にパス。暁星国際の⑨は相手DFの注意がそれた絶好の状態でボールを受けたのだが、すぐに右足で打ったシュートは上に浮いてしまった。


さらに暁星国際の攻勢はつづき、29分。
タッチラインに沿って攻めあがった右WG⑪が、ペナルティーエリア右からクロスボールを入れたが、宇都宮短大附属のDFに当たってゴールの方向に浮き球になって飛んでいく。これを見たGK①が慌ててヘディングで押し返す。
しかしこのこぼれ球を暁星国際の⑨が拾ってシュート。しかし体勢を立て直した宇都宮短大附属の①がこのシュートを右足で蹴り返した。

このこぼれ球を宇都宮短大附属の選手が追いかけるが、すぐに暁星国際の選手がさっと集まってボールを奪いにかかる。ボールを奪い取った暁星国際の左SB⑭が縦にドリブルで抜け出し、そのままペナルティーエリアの右角まで運んでいってシュートを打っていったが。これはややゴールまで距離があり、シュートのスピードは途中で鈍り、宇都宮短大附属のGK①が押さえた。



ボールを持った宇都宮短大附属の①がパントキックで蹴り出したボールを、両チームの選手が争うところで宇都宮短大附属の選手にファールがあって、暁星国際ボールの直接FKとなる。
ペナルティーエリアの正面やや左、ゴールからは25~30mほど離れていただろう位置にボールをセットした暁星国際のOH⑩は、ここでトリックプレーを選択。ボールを右に流して、そこに走りこんできたDH⑬がボールに追いつき、どフリーの状態でシュートを打っていったが、このシュートは宇都宮短大附属の選手に当たって右にそれていった。

ボールはゴールラインを割って、暁星国際の右CKとなる。しかしペナルティーエリアの中に入ったボールは宇都宮短大附属の選手がクリアしたところで、前半終了となった。



ハーフタイムの間に、暁星国際が選手交代。OH⑥に代わって⑮。⑮は左WGに入り、左WG⑦がOHに回った。


暁星国際のキックオフで始まった後半。
右サイド深くにフィードして攻め込み、ペナルティーエリアの右をえぐったが、そこからペナルティーエリアの中には攻め込めず、ペナルティーエリアの前を右から左へとパスを回す。
宇都宮短大附属の選手たちは、低い守備ブロックを敷き、ペナルティーエリア内への侵入を防いでいたが、なかなかボールを奪うチャンスもつくれない。
32分。右からのマイナスのボールを左SB⑭が受けると、OH⑦が左前方にダッシュして見事にスイッチ。左サイドに抜け出した⑦がペナルティーエリア左45度から強烈なミドルシュートを打っていった。
ボールは一直線にゴールに向かっていったが、宇都宮短大附属のGK①がジャンプして右腕を伸ばし、ボールを弾きだした。
暁星国際が早くも後半初めてのCK。左のコーナーにOH⑩がセットしてゴール前にボールを蹴り上げたが、ゴールエリアに飛び込んだ暁星国際の選手はこのボールを押し込むことができず、ボールはファーサイドに流れた。流れていくボールをCB⑧が懸命に拾い、ゴールエリア正面にいたCF⑨にマイナスのパスをつなぎ、⑨はさらに左後方にいた左WG⑦へパス。
⑦はCKを蹴り終えた⑩へボールを戻す。⑩はペナルティーエリアの右を狙って大きく蹴り出し、サイドチェンジを図ったが、右WGに入った⑮がボールに追いつくことはできず、ボールは宇都宮短大附属のGK①の手に先におさまった。


宇都宮短大附属の①がパントキックでフィードし、これを暁星国際の選手が弾き返す。
しばらくボールが落ち着かない弾き合い。
左サイドに出た暁星国際のOH⑩がボールを持ち、ペナルティーエリアの正面に入ったCF⑨にボールが入る場面があったが、すぐに宇都宮短大附属のCH⑩が強くコンタクトしてボールを奪う。ボールを奪った宇都宮短大附属の⑩はすぐ前線にボールを蹴り出し、このボールを見たFW⑪がボールを追って走り出したが、マイボールにすることはできなかった。


そして、36分。ここで宇都宮短大附属が選手交代。FW④に代わって㉕が入る。


40分、暁星国際のDH⑬が左に出て、宇都宮短大附属の選手がクリアしたボールをヘッドで弾き返す。ルーズになったボールの競り合いでやや遅れ気味に入った暁星国際の右WG⑪が、競り合う相手の肘が顔面に入る。
プレーはそのまま続き、こぼれたボールはCF⑨が拾ってドリブルで左から右に持ち出してシュート。シュートは宇都宮短大附属のGK①の正面を突いたが、濡れたボールが宇都宮短大附属の①の手からこぼれる。暁星国際の左WG⑮がこれを見て思い切りよくボールに飛び込んでいって2人は激突。
これを見て主審はプレーを中断。倒れている選手が立ち上がった後、ドロップボールでプレー再開。


このボールは宇都宮短大附属の選手が暁星国際エンドに向けて蹴り出したが、あっさりと暁星国際の選手にクリアされる。
右サイドのスペースに飛んでいくボールを、右WG⑪が押さえてマイナスのパス。DH⑬がワンタッチで右隣にいたOH⑩にボールを落とし、暁星国際の⑩がミドルシュート。しかしこれも宇都宮短大附属のGK①が押さえた。

宇都宮短大附属のDFが、ボールを奪って前線に送っても、その後なかなか前に出ていくことができなくなり、MFの4人との間のスペースへ広がる。暁星国際のCF⑨がこのスペースへ度々下がってきて味方からのパスを受けるようになり、さらに暁星国際の攻勢は強まる。


42分。暁星国際の左WG⑮が相手のクリアボールを拾うと、右後方にいたDH⑬が左から回り込んで⑮を追い越そうと動き出す。⑮はすぐに⑬にボールを落とし、ボールを受けた⑬はゴール前に浮き球のボールを蹴りこむ。
右WG⑪がこのボールに向かって飛び込み、ヘディングで合わせたが、このシュートは浮き球になってクロスバーの上を越した。


その3分後の45分に宇都宮短大附属が選手交代。左SH⑨に代わって⑬が入る。合わせて3トップに変更し、⑬は左WGに入った。

さらにその1分後に暁星国際が選手交代。CB⑧に代わって⑤。⑤は右SBに入り、右SB②がCBに回る。
さらにDH⑬に代わって④。④は左SBに入り左SB⑭がDHに回った。


その後も暁星国際のチャンスはつづく。

49分、先ほど書いたようにCF⑨が宇都宮短大附属のDFとMFの間にできたスペースに下がってボールを受け、ターンして左前方に出てきた左WG⑮にパス。
暁星国際の⑨はパスを出した後も左に向かって走っていき、ペナルティーエリアの脇まで進んだ⑮からバックパスをもらうと、ワンタッチでシュートを放つが、ボールが右にそれていった。

宇都宮短大附属のゴールキックで試合再開。
しかしボールはハーフウェーラインの高さにいた暁星国際の右SB⑤が拾い、そこから縦にドリブルで持ち上がって、すでにペナルティーエリアの脇まで上がっていた右WG⑪に縦パスをつける。
暁星国際の⑪はボールをもらってゴールライン際までえぐると、そこから中には切り込まずにマイナスのパスを出す。ペナルティーアークの左で左WG⑮がこのボールを受けると、右後方にいたOH⑩にボールを落とす。⑩はワンタッチでゴールエリアの中に浮き球のボールを蹴り上げると、CF⑨が右からゴールエリアの中に飛び込んでバイシクルシュート。驚きのプレーだったが、ボールはゴールの右上へ・・


52分。宇都宮短大附属が選手交代。左SH⑧に代わって⑭が入る。


暁星国際は54分。右SB⑤がタッチライン際に広がるスペースに走り出すと、やがて味方からのロングパスが出てくる。そのパスに追いついた暁星国際の⑤は止まることなくドリブルで攻め上がり、ペナルティーエリアの右からクロスボールを折り返す。このボールに対して宇都宮短大附属のCB㉔が足を出してニアポストに飛び込む。
しかし宇都宮短大附属の㉔が足に当てたボールは、浮き球になってゴール左に流れていく。ここでまたも暁星国際のCF⑨が左から飛び込んでバイシクルシュート。しかしこのシュートも上に浮いてしまった。


この直後、宇都宮短大附属にとってこの試合最大のチャンスがやってきた。
ゴールキックのボールを拾ったOH⑪がドリブルで攻め上がり、暁星国際の最終ラインを突破。宇都宮短大附属の⑪はそのままペナルティーエリアの中に入っていって、右にボールを持ち出し、シュートを打とうとしたが、ここで暁星国際のGK①が飛び出し、宇都宮短大附属の⑪の足から一瞬離れたボールをキックでクリアした。

このクリアボールが飛んできたところに、宇都宮短大附属のCF㉕が先に到達し、そのままゴールを目指して一直線・・というところで、暁星国際のOH⑦がうまい身体の入れ方でボールを奪い取り、宇都宮短大附属のチャンスはここで終焉。



その後は暁星国際が攻める流れとなり、左サイドを突破してCKを得る。
左のコーナーからOH⑩が蹴りこんだボールに右WG⑪が飛び込んでいったが、一瞬ボールの通過が早く、宇都宮短大附属のGK①がボールをキャッチ。

宇都宮短大附属の①がパントキックでフィードしたボールは、暁星国際のCF⑨が拾って右に持ち出す。暁星国際の⑨はペナルティーエリアの右に進んだところでマイナスのパス。ペナルティーエリア正面にいたOH⑦から左にいたOH⑩へつなぎ、⑩がペナルティーエリア左45度から、右のゴールポスト際に鋭いシュートを放つが、宇都宮短大附属のGK①が、ボールがゴールラインを割る前に懸命にかき出した。


そして60分。
ルーズボールを拾った暁星国際の右SB⑤が縦に持ち出してハーフウェーラインを越え、前方にいた右WG⑪へ縦パス。パスを受けた暁星国際の⑪はドリブルで右へ開いていって、ペナルティーエリアの右からクロスボールを上げる。
ファーサイドにいたCF⑨がこのボールに向けて飛び込み、頭を出してボールをゴールに押し込んだが、宇都宮短大附属のGK①が弾く。
しかし弾かれたボールはゴール前に詰めてきた暁星国際のOH⑦に向かって飛んできて、暁星国際の⑦はワンタッチでゴール上に蹴りこんだ。
(暁星国際 2-0 宇都宮短大附属)


宇都宮短大附属のキックオフで試合再開。
OH⑪がドリブルで暁星国際エンドの中央を突破していくものの、ペナルティーエリアに差し掛かる前に、左右から暁星国際の両CBに挟み込まれてボールを奪われてしまった。
ボールを奪った暁星国際の選手が相手エンドに向けてロングパスを蹴り出したところで試合終了。



点差としては2点差ではあり、宇都宮短大附属の選手たちが健闘したと受け止められる試合だが、宇都宮短大附属の選手が暁星国際の最終ラインを突破したことは一度しかなく、暁星国際にとっては危なげないといえる勝利。
両チームの間に差がついた部分いろいろあったと思うが、私が一番大きいと思ったのはルーズボールのものにできた率だったと思う。
これはコンタクトプレーでの身体の使い方がどれだけ身についているかという要素ととともに、どのタイミングで動き出していないといけないのかという意識の差もあるように感じられた。
「意識の差」なら簡単に解決できそうに思えるが、人は自分と他人とで異なる意識を持っているということになかなか思いが至らないもので、じつは「意識の差」というのは意外に深刻だったりする。


(了)
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[2017/03/01 21:42] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
神様は放っとかない (U-18リーグ 市立船橋高校 ― 県立千葉高校)
千葉県U18女子サッカーリーグ 2部EAST 第7節

船橋市立船橋高等学校 ― 千葉県立千葉高等学校


2015年11月3日 14:31 キックオフ

会場:袖ヶ浦市のぞみ野サッカー場
天候:晴れ、弱風
ピッチ:荒れた天然芝

試合時間70分、決しなければ引き分け。
交代は無制限。


前半 0-0
後半 3-0
合計 3―0


<市立船橋>
FW ―――⑭―――
MF ⑧――⑩――⑦
MF ――⑥―②――
DF ⑪―③―④―⑤
GK ―――①―――


<県立千葉>
FW ―――⑲―――
MF ⑬――④――⑫
MF ――⑩―②――
DF ⑱―⑨―⑥―③
GK ―――①―――



「2部リーグEASTの一番長い日」のメインイベント。
3部降格の最後の1チームがこの対戦で決まる。現在残留圏内の3位につけている市立船橋の勝ち点は8。すぐ下の4位につけていた県立千葉の勝ち点は7。勝ち点差1の状態での直接対決である。



その重要な決戦は、市立船橋のキックオフで始まる。
センターマークから自陣に戻したボールに向かって、DH⑥が軽くダッシュ。右足で思い切り相手エンドにボールを蹴りこむ。

このボールは県立千葉の選手が先に弾き返し、クリアボールを左SH⑬が追いかけるものの、市立船橋の右SB⑤が素早く寄せていき、ボールを落ち着かせられないでいた県立千葉の⑬からボールを奪い取ると、そのままドリブルでペナルティーエリアの右角まで攻め上がりクロスボールを入れた。
ペナルティーエリアの中に入ってきたボールは、県立千葉のCB⑥が大きくクリア。しかしこのクリアボールはセンターサークルの近くにいた市立船橋の選手が拾い、今度は左サイドのスペースにボールを送って攻め込んでいくが、県立千葉の選手が先にボールと市立船橋の選手との間に身体を入れ、タッチラインの外にボールを出す。

これによって市立船橋ボールのスローインとなるが、県立千葉の選手が市立船橋の選手より先んじてボールに追いつくと、タッチラインの外にクリア。


県立千葉の選手たちは、自分の背後のスペースにボールが出され、さらに背中から相手選手が迫ってきているのを感じると、迷わずタッチラインの外にボールを出す判断がここ数年増えてきたように思う。
「ボールをタッチラインの外に出すのは悪いこと。きちんとマイボールにして、つながなければいけない」という意識のままに、どうにかしてボールを落ち着かせようと、モタモタと時間を掛けて、前を向けたときには相手選手の足がボールに入ってきていてボールを失うということが昔は多々あったのだが、それを考えると県立千葉の選手たちの対応は一歩前進といえるだろう。
これが時を経ると、県立千葉の選手たちのボールコントロール能力が高まり、ボールを足元に落ち着かせるまで時間がかからなくなって来れば、前を向いて、プレスを掛けてくる相手をはがしてパスをつなぐ・・ということになっていくことだろう。


その県立千葉の選手たちが、初めてハーフウェーラインを越えて市立船橋のエンドに攻め込んだのは、キックオフから約2分後。縦パスを受けた右SH⑫がドリブルで縦に進み、ハーフウェーラインを超えたが、ここで市立船橋の選手に身体を入れられて、ボールはタッチラインの外にボールが出て行った。


ただ、試合開始から自陣に押し込まれていた県立千葉の選手たちは、これによってポジションを前にすることができた。


市立船橋の選手がマイボールのスローインから県立千葉エンドに攻め込んだが、県立千葉のCB⑥がセンターサークルの後方でボールを奪い取ることができた。そして県立千葉の⑥は、相手エンドに残っていた左SH⑬へロングパスを送る。

しかし県立千葉の⑬のファーストタッチを狙って飛び込んできた市立船橋の選手の足が、ボールに入ってルーズボールになった。ただこのボールを県立千葉の左SB⑱がいち早く拾って縦にボールを蹴り出し、ボールを拾おうとする市立船橋の選手に県立千葉の⑬がプレスを掛けてボールを奪う。
これを見て、県立千葉のOH④が市立船橋エンドの中央を駆けあがる。それを見た県立千葉の⑬はすぐに横パスを出した。ボールが渡った④はそのままゴールに向かってドリブルで攻めあがっていくと、ペナルティーエリアの手前で市立船橋の選手がドリブルのコースに入ってきて2人が激突。これによって県立千葉に直接FKが与えられた。

蹴るのはDH⑩。正面やや左から右足で浮き球のボールを蹴り上げると、左SH⑬がヘディングで競り勝ち、落ちたボールが右側にいた右SH⑫に渡るがボールを落ち着かせることができず、さらに右にいた右SB③に向けて流れる。
県立千葉③は右足でワンタッチシュートを打っていったが、ボールがアウトサイドに当たってスライス回転していき枠の外へ・・



しかし県立千葉にとって、というよりも両チームを通じて初めてのシュートシーンだった。
キックオフから試合を優勢に進めていた市立船橋だったが、初めてのシュートは県立千葉の選手に打たれてしまった。ここで市立船橋の選手が巻き返せるか、それともこれから県立千葉が試合を優勢に進める流れに変わるのか。
ここの直後が試合のポイントとなる場面だ。



市立船橋のゴールキックとなるが、蹴り出されたボールは飛び込んだ県立千葉の選手のほうが競り勝って先に触る。しかしボールをキープするほどの余裕はなく、弾き返すのが精いっぱい。
タッチラインの外に弾きだされたボールは市立船橋ボールのスローインとなり、県立千葉エンドに向けてボールが投げ込まれる。それを県立千葉の選手が懸命にタッチラインの外に弾き返し、また市立船橋の選手が県立千葉エンドに向けてボールを投げ入れ・・の繰り返しで、ボールの位置は徐々にハーフウェーラインを越えて、県立千葉エンドに進んでいく。


そして市立船橋のOH⑩がセンターサークルの左奥で味方からのボールをもらうと、ドリブルでペナルティーエリアの正面に向けて切り込んでいく。しかし、ペナルティーアークの手前で県立千葉の選手たちが集まってきてドリブルのコースを塞ぐ。
すると市立船橋の⑩は、右後方にいた右SH⑦にバックパス。パスを受けた市立船橋の⑦は縦に急加速。ペナルティーエリアの右からクロスボールを入れたが、このボールはペナルティーエリアの中にいた県立千葉の選手がクリア。
しかしクリアボールは市立船橋のDH⑥が拾い、エンド中央に持ち込むと県立千葉の選手が寄せてくる前に右足でゴールを狙って蹴りこんだ。これを県立千葉のGK①が弾くが、弾かれたボールはゴールの左に飛んでゴールラインを割り、市立船橋のCKとなった。


市立船橋にとって大きな得点のチャンスがやってきた。
左のコーナーにボールをセットしたDH⑥は、長身の左SB⑪を狙ってボールを蹴り上げたが、⑪が飛び込んでくる動きとタイミングが合わず、市立船橋の⑪はかするのが精いっぱい。逆サイドにこぼれたボールを県立千葉の右SH⑫が拾って右足で大きくクリアした。

クリアされたボールはタッチラインの外に出て、市立船橋ボールのスローイン。投げ入れられたボールを、すぐに市立船橋の⑥が貰い受け、またもペナルティーエリアの外から力強くミドルシュート。このシュートはゴールの右に外れて県立千葉のゴールキックとなった。


ここで市立船橋の波状攻撃は収まり、ゴールキックで蹴り出されたボールは、自陣中央にいた県立千葉のCB⑥が拾い、すぐにFW⑲にボールを送る。
ボールを受けた県立千葉の⑲は、周りのサポートもなく、小さい身体で懸命に相手選手に身体を預けてボールを守りながら突進していったが、センターサークルを出る前に市立船橋の選手がボールを奪い取った。

しかし、すぐに県立千葉のOH④がボールを奪い取った市立船橋の選手にプレスを掛けてボールを奪い返す。ボールを奪い返した県立千葉の④はすぐに左サイドのスペースへボールを送り、ボールに追いついた左SH⑬はすぐにゴール前にアーリークロスを蹴りこむが、これは市立船橋の選手が伸ばした脚にブロックされた。

そこから市立船橋ボールとなったが、県立千葉の⑬がすぐに守備へと切り替えてプレスを掛ける。市立船橋の選手の足が止まると、すぐにOH④もやってきて2人がかりでボールをかっさらう。
マイボールにした県立千葉の④は、右脇にいた右SH⑫に横パス。ボールを受けた⑫は前に持ち出そうとしたが、すぐに市立船橋の選手に阻まれ、ボールが右脇にこぼれる。FW⑲がすぐにこぼれ球を拾って、すぐにシュートを打っていったが、余裕のない状況だったのでボールに力を伝えることができず、市立船橋のGK①が楽にシュートを抑えることができた。


ボールを押さえた市立船橋の①がパントキックで蹴り出したボールは、センターサークル中にいたFW⑭に渡る。するとOH⑩がそれと同時に走り出し、⑭を追い越して県立千葉の最終ラインの裏に飛び出そうとする。
市立船橋の⑭はその動きに合わせて、県立千葉の最終ライン裏のスペースへスルーパスを通したが、県立千葉のGK①がペナルティーエリアを飛び出して、右足のキックで右へ大きくクリアした。


このクリアボールは、タッチラインを割る前に県立千葉の右SB③が先に拾い、左前方にグラウンダーのボールを送る。ボールの軌道上にいた右SH⑫がこのボールをスルー。ピッチ中央から右前方に走り出した県立千葉のOH④が、⑫が流したボールに追いつき、その勢いのままペナルティーエリア右に進んで、グラウンダーの速いボールを折り返した。
逆サイドには左SH⑬がゴールを目指して走ってきていたが、④のクロスボールに合わせることはできなかった。


試合の流れは、県立千葉のペースになってきたようだ。
県立千葉の選手たちは、前線からのプレスで奪ったボールをOH④に集め、④が市立船橋DFの裏を狙うパス蹴り出し、FW⑲と左SH⑬、右SH⑫がそのボールを追って走り出す。先に追いついた市立船橋のDFのミスを突き、FW⑲がボールを奪って攻め込んでいく。
市立船橋のDFはどうにか足を出してタッチラインの外にボールを出した。これが13分の時のこと。


このタイミングで、早くも市立船橋が選手交代。
FW⑭に代わって⑳。⑳は左SHに入り左SH⑧がFWに上がる。


選手交代でリズムを変えたい市立船橋は、DH②がルーズボールを拾って縦に持ち出し、もう一人のDH⑥に預け、⑥の長いパスで攻撃を組み立てたいのだが、県立千葉はこの2人にボールが渡った時を狙ってプレスを掛けてボールを奪う。
奪ったボールをすぐに前線へ、マイボールにできなくても、すぐにプレスを掛けてボールを奪い返してしまう県立千葉。

15分。市立船橋のGK①がパントキックで蹴り出したボールを、FW⑲がマイボールにすると、後ろから走り出していたOH④が⑲の脇を抜ける。すると⑲が④の走っている先のスペースへボールを出す。
長い距離を走ってボールに追いついた県立千葉の④だが、そのため流れる上半身を充分に止めることができず、身体がブレてしまって、シュートがゴールの上に浮いてしまった。


さらに18分、県立千葉の⑩が相手の縦パスを右足ではじき返す。ボールはFW⑲に当たって落ち、こぼれ球をOH④が拾って縦に持ち出し、市立船橋DFの裏のスペースへスルーパスを通す。
前線に残っていたFW⑲がボールに反応して飛び出し、GKと1対1の場面になったが、市立船橋のGK①がいち早くゴールエリアを飛び出して、先にボールを押さえた。


21分。今度は市立船橋の選手が県立千葉の選手のプレスをはがしで逆襲してCKを得たものの、右からのCKのボールにはペナルティーエリアの中にいた市立船橋の選手が合わせることはできず、逆サイドに流れたボールを県立千葉の右SH⑫が拾う。
県立千葉の⑫は、中央から右前方にダッシュを始めたOH④に縦パスを送るが、ボールは県立千葉の④に渡る前に市立船橋の選手がタッチラインの外に出す。県立千葉ボールのスローインとなり、右SB③が⑫にボールを投げ入れ、⑫は先ほどと同じように右サイドに出た④にパスを送る。
今度は県立千葉の④にボールが渡り、ボールを受けた県立千葉の④はドリブルでペナルティーエリア右に運んでいってクロスボールを入れた。しかしゴール正面に入ってきたFW⑲はボールに合わすことはできず、逆サイドに流れた。しかし流れたボールは左SH⑬が拾ってもう一度ゴール前に折り返す。
しかしこのボールはペナルティーエリアの中にいた市立船橋の選手がペナルティーエリアの外にキックでクリア。しかし詰めてきた県立千葉のDH②がクリアボールを拾って右足でワンタッチシュート。
市立船橋のGK①はクロスボールに振られて左のゴールポストに寄っており、ゴール右に向かってくるこのシュートをセーブできない状況。県立千葉の得点かと思われたが、ゴールエリアの中に戻っていた市立船橋のCB④がとっさに足を出し、シュートをブロックした。

ゴール右に出されたボールはゴールラインを割り、県立千葉の右CKとなった。ボールをセットしたOH④に、右SH⑫が近寄ってきてグラウンダーのパスを受けるショートコーナー。
しかし県立千葉の⑫がボールを触ると同時に、プレスを掛けに来た市立船橋の選手が足を出してボールを奪い、県立千葉エンドに向けて持ち出そうとしたが、すぐに県立千葉の⑫がボールを奪い返し、ペナルティーエリアの中にいる味方選手を狙ってボールを蹴りこむ。


しかし、このボールは市立船橋の選手が先にクリア。そして市立船橋のカウンター。
左サイドの選手がドリブルで持ち上がり、ハーフウェーラインの手前で、ピッチ中央にいたFW⑧へ長めのパスを送る。
ボールを受けた市立船橋の⑧は、ペナルティーエリアのやや右からドリブルで切り込んでいき、ペナルティーアークに差し掛かる手前で倒されてしまった。これによりペナルティーアークの右手前から市立船橋の直接FKとなる。
倒された⑧が右足で直接ゴールを狙って蹴ったが、県立千葉の選手が作った壁に当たって跳ね返されてしまった。


そのあと市立船橋の波状攻撃が続く。
そして25分、ペナルティーエリアの中にいた県立千葉の選手のクリアがミスキックになって、ボールが前に飛ばずに右後方に流れてゴールラインを割り、市立船橋の左CKとなった。
DH⑥が左のコーナーから右足でゴールに巻いてくるボールを狙って蹴ったが、ボールはニアのゴールポストに差し掛かる前に曲がり、県立千葉のゴールキックとなってしまった。


この県立千葉のゴールキックは市立船橋の選手が先に拾って、すぐに県立千葉の最終ラインの裏にボールを出す。このボールは県立千葉のGK①が先に拾ってパントキックで前線にフィード。
県立千葉のFW⑲が懸命にボールを追うが、他の味方選手のサポートが遅れてしまい孤立気味。小柄な県立千葉の⑲は、背の高い市立船橋DFたちに囲まれて孤軍奮闘するものの、なかなかマイボールにできなかった。


しかし28分、右サイドから攻め込もうとした市立船橋の選手に、県立千葉の選手がプレスを掛けてボールを奪うと、センターサークルの中にいたFW⑲を目がけてパス。
県立千葉の⑲はすぐに市立船橋の選手に身体を預けられ、ボールをキープすることはできなかったものの、身体のバランスを崩されながらも、ボールを市立船橋のDFの裏に出した。
すると2列目から駆け上がってきたOH④が、出されたボールに懸命に追ったが、市立船橋のGK①が先にボールを押さえた。


ボールを押さえた市立船橋の①がパントキックで県立千葉エンドにフィードし、市立船橋の選手たちが押し込む展開となる。


31分。ようやく自陣の右サイドでマイボールのスローインを得た県立千葉。
相手エンドに向けてボールを投げ入れると、市立船橋の選手がタッチラインの外にクリア・・これを繰り返してじりじりと市立船橋エンドに進んでいき・・ボールを受けた右SH⑫がドリブルで縦に持って上がり、ペナルティーエリアの右からクロスボールを入れたが、このボールは市立船橋のGK①が直接ボールをキャッチ。

ボールを押さえた市立船橋の①がパントキックでフィードしたボールは、市立船橋の選手が先に拾ったのだが、県立千葉のFW⑲が猛烈なチェイシングを掛けてきたため、市立船橋の選手はたまらずバックパス。
このボールを後ろにいた市立船橋のDFとGKがお互いに譲り合ってしまって、ボールがゴールの右へ流れる。県立千葉の右SH⑫がこぼれ球を見て猛然と詰めていき、ボールに足を伸ばしたが、ゴールエリアの中に戻ってきた市立船橋の選手が懸命にブロック。
こぼれたボールを市立船橋のGK①が懸命に押さえて決定的なピンチを防いだ。


ボールを押さえた市立船橋の①がパントキックで前線にフィードし、今度は市立船橋が攻撃を仕掛ける展開。
センターサークルの奥でボールを扱っていたFW⑧に向かってOH⑩が寄っていき、ここで見事にスイッチ。ボールを受け取った市立船橋の⑩は左に向かってボールを持ち出し、左45度からゴール前に向かって速いクロスボールを蹴りこみ、それに合わせて逆サイドから右SH⑦が飛び込んだが、そのわずか前に県立千葉のGK①がボールをキャッチした。

ボールを押さえた県立千葉の①がパントキックで蹴り出したボールは、市立船橋のDH⑥が先に弾き返し、こぼれ球をもう一人のDH②が拾う。すぐに県立千葉の選手がプレスを掛けてきて混戦となったが、そこから市立船橋のOH⑩が抜け出して、ゴールに向かってドリブルで進んでいったが、ペナルティーエリアの手前で県立千葉の選手が身体を入れてボールを奪い、どうにかペナルティーエリアの外にクリアしたところで、前半終了を告げるホイッスルが鳴らされた。



ハーフタイムの間に、選手交代を行ったのは県立千葉。
左SH⑬に代わって⑭が入る。⑭がOHに入り、OH④が左SHに回る。



その県立千葉のキックオフで後半開始。

FW⑲がセンターマークから小さく前に出し、OH⑭が左のスペースを目がけてボールを蹴り出し、左SHに回った④がボールを追いかける。
しかしこのボールを先に拾ったのは市立船橋の選手。ピッチ中央にいるDH⑥につなぎ、ボールを受けた⑥は右SH⑦へ・・しかし市立船橋の⑦のファーストタッチを狙って県立千葉の選手がプレスを掛けてボールを奪い、再び県立千葉ボールになる。

ボールを奪った県立千葉の選手は、今度は右サイドのスペースへボールを送る。ボールを追って走り出した右SH⑫が追いつくと、そこから縦にドリブルで運んでいく。そして、ペナルティーエリアの右まで差し掛かるとマイナスのボールを折り返した。
ゴール正面を目指して走ってきていたFW⑲はこのクロスボールに合わせることができず、ボールが後方にこぼれた。しかし連動して上がってきていたDH②がこのこぼれ球をシュート。しかしボールは浮いてしまった。


これによって、市立船橋のゴールキックとなる。蹴り出されたボールは、またも市立船橋の⑥がキープするが、県立千葉の選手のプレスに遭う。
お互いに高いDFラインを保ち、スペースのない中盤での弾きあい。どちらが先に相手の最終ラインの背後を取るか・・という戦い。


先に相手の背後を取れたのは・・市立船橋だった。
37分。FW⑧が右サイドのスペースにボールを要求しながら斜めに走り出す。市立船橋の⑧はボールに追いつくとそのままタッチラインに沿ってドリブルで持ち上がり、ゴールライン際からクロスボールを折り返した。
ニアサイドの選手、ゴール正面の選手、ともにこのクロスボールに触れず。ボールはゴール右でフリーになっていた右SH⑳に渡ったが、市立船橋の⑳のシュートはミスキックとなり、県立千葉のGK①が押さえた。


県立千葉の①がパントキックでフィードしたボールは、先に市立船橋の選手が押さえる。
左右のSHはタッチライン際いっぱいに張り出して県立千葉のSBを食いつかせ、県立千葉のCBとSBとの間にスペースをつくり、そのスペースに市立船橋のOH⑩がスルーパスを通す。


しばらくは、自陣からクリアしたボールを市立船橋の選手に拾われ続け、攻撃を受ける一辺倒になった県立千葉。
それを打開したのは、中央から右に流れてボールを受けたOH⑭。⑭はそのまま右サイドを縦にドリブルで攻めあがってハーフウェーラインを越えて市立船橋エンドに入る。
市立船橋の選手がディフェンスに入ってきたが、ボールはサポートに入った右SH⑫が受け取り、ペナルティーエリアの右角からシュートを打っていったが、このシュートはペナルティーエリアの中にいた市立船橋の選手がブロックした。


ここから再び市立船橋のペース。
FW⑧が右サイドに流れてパスをもらうと、そこから縦にドリブルで進み、ペナルティーエリアの右に進む。県立千葉の左SB⑱が寄せてきて、CB⑨も左に動いてきて、ゴール正面の守りが薄くなった。
ここで市立船橋の⑧はマイナスのボールを折り返すと、ペナルティーエリアの中に入りこんでいたOH⑩がゴールに背を向けた体勢から反転して、このクロスボールをシュート。しかしこのシュートは力なく県立千葉のGK①が押さえた。

県立千葉の①がパントキックでフィードしたボールを市立船橋の選手が拾うと右SH⑦にボールを回す。タッチライン際に張ってボールを受けた市立船橋の⑦は、そこから一転してペナルティーエリア正面に向けて右斜め向きにドリブルで切り込んでいく。
サイドから攻め込む市立船橋の選手たちに対応するため、県立千葉の選手はサイドに開いていたため、CBの選手とSBの選手との間が開き気味。そのため市立船橋の⑦のカットインが効く。
県立千葉の選手たちが市立船橋の⑦に集まってきて、懸命に止めようとするが、最終ランの裏に抜け出されてしまった。しかし県立千葉の選手が身体を寄せたため市立船橋の⑦のボディーバランスは崩れ、シュートは左にそれてしまった。


そして県立千葉のゴールキック。
このボールを市立船橋の左SH⑳が拾うと、こちらも先ほどの⑦と同様にタッチライン際から中央に向けてドリブルで切り込む。先ほどと同じように県立千葉の選手が取り囲みに来たが、今度は⑳の後方からOH⑩が来ていた。
混戦の中で上手くスイッチし、今度は⑩がゴールエリアの左を縦にドリブルで進み、県立千葉の選手全員の注意が向いたところで、ゴール右でどフリーになっていた右SH⑦へ折り返した。
このクロスボールを市立船橋の⑦が、右足でゴール左に蹴りこんだ。
(市立船橋 1-0 県立千葉)



県立千葉のキックオフで試合再開。左サイドに長いボールを蹴り出し左SH④が走るが、ボールは市立船橋の選手がマイボールにした。県立千葉の選手たちはここからハイプレスを掛けに行くが、市立船橋の選手は速い展開でそれをはがし、左サイドからペナルティーエリアの中にボールを入れた。

しかしここでボールを合わせることができた選手はなく、逆サイドに流れたボールは県立千葉の右SB⑱が拾う。
ボールを拾った県立千葉の⑱は少し縦に持ち出したところで、自陣中央にいたDH⑩にパスを送る。左後方からボールをもらった県立千葉の⑩はツータッチで左前方にボールを出す。
ボールを出した先には左SH④がいた。ボールを受け取った県立千葉の④は縦にドリブルで攻め上がる。ペナルティーエリアの右角に差し掛かったところで、市立船橋の選手が寄せてきて、県立千葉の④が倒れる。

これによって県立千葉ボールの直接FKとなり、ボールを蹴るのはDH⑩。ペナルティーエリアの中に浮き球のボールを蹴り上げたが、ここで先に触ったのは、背の高い市立船橋の左SB⑪。
ボールはペナルティーエリアの外に出され、そこから市立船橋のカウンター攻撃が始まる。しかしペナルティーエリアの左に進んだところで、ディフェンスにきた県立千葉の選手を倒してしまい、県立千葉の直接FKとなった。
このFKはGK①が大きくフィード。それを両チームの選手が弾きあい、ハーフウェーラインを挟んでボールが行ったり来たりする展開が続く。


そこから・・48分に市立船橋のDH②がマイボールにすると、左SH⑳へパスを送る。相手を背負う体勢からパスをもらった市立船橋の⑳は、ボールを受けると反転して縦にドリブルで攻め上がり、最後はゴールライン際で相手選手に当ててボールを出し、CKをゲットした。
左のコーナーからDH⑥が右足で巻いてくるボールを蹴ったが、ボールはニアサイドのゴールポストに差し掛かる前に、ゴールラインを割った。


県立千葉のゴールキックとなり、GK①が蹴ったボールは右SH⑫のもとに飛んできた。ボールを受けた県立千葉の⑫は縦にドリブルで持ち出してハーフウェーラインを越え、アタッキングゾーンに入る。
するとOH⑭が中央からニアゾーンに入ってきて、そこで⑫が⑭へパス。さらに⑭はもう一つ右に流してFW⑲にボールを渡す。県立千葉の⑲はドリブルでペナルティーエリアの正面に切り込んでいってシュートを打っていったが、市立船橋のDFからボディーコンタクトを受けていた状態だったためシュートには力がなく、市立船橋のGK①が押さえた。


市立船橋の①がパントキックでフィードしたボールは、県立千葉の選手が先に落下地点に入っていたがここで痛恨のクリアミス。ボールは市立船橋のDH⑥がキープして、先ほどゴールライン際まで突破した左SH⑳に預ける。
再び市立船橋の⑳はスピードに乗った突破を見せ、県立千葉の選手たちは大いに苦しめられる。

・・そして52分。
市立船橋のCB③がセンターサークルの手前から、前に出て相手の縦パスをインターセプトすると、タッチライン際に張っていた右SH⑦へ長いパスを送る。
ハーフウェーラインから20mほど相手エンドに入った位置でボールを受けた市立船橋の⑦。ここからペナルティーエリアの正面に向けて右斜め向きにドリブルで切り込んでいく。タッチライン幅いっぱいに開いていた県立千葉のDFが慌てて絞って、ゴール正面を閉めにかかるが、市立船橋のほうもOH⑩が右後ろからサポートにやってきた。県立千葉の選手がコースを塞ぎにかかり、市立船橋の⑦が前に進めなくなったところで、市立船橋は⑩ときれいにスイッチし、市立船橋の⑩は左前方にボールを持ち出した。
県立千葉の側から見れば左から入ってきた市立船橋の⑦を、右側から寄せてきて守備の人数が多くいる中央に誘導したのだが、市立船橋が⑩とスイッチしたことですっかり逆を取られてしまった。
市立船橋の⑩はツータッチ目で右前方に向けてパスを出す。ここにいたFW⑧は、県立千葉の選手が中央に集まってきていたためフリーになっていた。フリーの状態でパスを受けた市立船橋の⑧はワンタッチでゴール左に力強くシュートを打ちこんだ。
(市立船橋 2-0 県立千葉)

サイドの選手がタッチラインいっぱいに開いてボールを受けることで、県立千葉の選手同士の横の間隔を広げ、それによってできた隙間をドリブルで突破しようとする市立船橋の戦術。これがまたも効果を発揮した。という様相の追加点。


県立千葉のキックオフで試合再開となる前に、県立千葉は選手交代。
OH⑭に代わって⑮。⑮は左SHに入り、左SHに回っていた④がOHに戻る。


その県立千葉のキックオフ。右サイドへ蹴り出したボールは、市立船橋の選手がクリア。
こぼれ球を市立船橋のDH⑥が拾い、FW⑧に縦パスを入れ、⑧は右サイドにボールを送り、右SH⑦がこのボールに追いついて、ペナルティーエリアの右からクロスボールを入れる。
ここでディフェンスしようとする県立千葉の選手たちを見ていると、明らかに身体が重そう・・


しかし、このクロスボールを県立千葉のGK①が直接キャッチするとパントキックで蹴り出す。このボールは市立船橋の選手がクリアするが、このセカンドボールを県立千葉のOH④がかっさらい、その勢いで市立船橋の最終ラインを突破。一人で15mほどドリブルで運んでいって、ペナルティーエリアの中に入ったところで右足を振ってシュートを打った。
しかしボールは、ゴールの右上に浮いてしまった。

県立千葉は、この試合で劣勢を跳ね返していたのは、いつも④のハードワーク。それだけにこのシュートが入っていれば、試合は大きく変わっていただろう。


ただ、市立船橋のゴールキックをマイボールにしたのは、県立千葉の右SH⑫。県立千葉の⑫は右後方にいたDH②へバックパス。このボールを②は市立船橋の最終ラインの裏のスペースへ蹴り出す。
それを見てFW⑲とOH④の2人が縦に飛び出したが副審の旗が上がる。

オフサイドということで、市立船橋の間接FKとなったが、このボールも県立千葉の②が拾って縦に持ち出し、市立船橋の最終ラインの裏へ、これに反応したOH④が飛び出したが、市立船橋のGK①がペナルティーエリアを飛び出して、タッチラインの外にキックでクリア。

シュートは入らなかったとはいえ、④の頑張りから県立千葉が少々優勢の展開になった。たいしたものだ。


しかしこの後、マイボールのスローインを受けた選手が、バックパスをミスパスして、市立船橋の選手がボールを奪った。ボールを奪った市立船橋の選手はすぐに県立千葉の最終ラインの裏のスペースへパスを出し、左SH⑳が反応して飛び出したが、この飛び出しはオフサイドと判定されてしまった。

県立千葉の間接FKが蹴り出される前に、市立船橋が選手交代。右SB⑤に代わって⑮が入る。

この間接FKは、DH②が市立船橋の最終ラインの裏のスペースへ蹴り出し、OH④がこれに反応して懸命に走る。ペナルティーエリアの右でこのボールに追いついて、懸命に右脚を伸ばしてクロスボールを押し返したが、これは市立船橋のGK①がいち早く前に出て直接ボールをキャッチした。


ボールを押さえた市立船橋の①がパントキックで蹴り出したボールを、OH⑩が拾ってドリブルで県立千葉ゴールに進む。
しかし最終的には、県立千葉のGK①が先にボールを押さえ、パントキックで前線に蹴り出した。

ボールは市立船橋のCB③が先にクリアしたが、セカンドボールは県立千葉のDH⑩のもとに落ちてきた。県立千葉の⑩はすぐに市立船橋の最終ラインの裏にボールを蹴り出し、またもOH④が反応して飛び出すが、ここでも市立船橋のGK①がゴールエリアを飛び出して先にボールを押さえた。


県立千葉はその勢いを続け、高い位置からのプレスでボールを奪うとすぐに市立船橋の最終ラインの裏へボールを蹴り、OH④がこのボールに反応して飛び出す。
ボールを奪うときの、ボディーコンタクトにエグさが出てきた県立千葉の選手たち。ショルダーチャージでボディーバランスを崩されても、ボールに足が伸びてくる。


市立船橋は、右サイドに出てくるOH⑩にロングパスを合わせ、右サイドからの逆襲。
64分、自陣中央でボールを奪うと、タッチライン側に開いた右SB⑮に横パス。ボールを受けた⑮は、前に走り出した右SH⑦に長い縦パスを送る。
市立船橋の⑦はこのボールに追いつくと県立千葉ゴールに向けて一直線に突破。市立船橋のカウンター攻撃という展開で、県立千葉の選手たちがどれだけゴール前に戻って来られるかを見ていたが、彼女たちの身体は重そう・・

市立船橋の⑦が折り返したボールは県立千葉のGK①が直接押さえ、ボールを押さえた県立千葉の①はパントキックで蹴り出す。
しかしこのボールは市立船橋の右SB⑮が拾うと、相手エンド中央やや左にいたFW⑧に向けてパス。ボールを受けた市立船橋の⑧はドリブルでペナルティーエリア正面に切り込んでいく。左右から県立千葉のDFが寄せて行ったが、市立船橋の⑧は一瞬早く抜け出して、右足でゴール左隅にグラウンダーのボールを蹴りこんだ。
(市立船橋 3-0 県立千葉)


県立千葉のキックオフで試合再開。
センターマークからFW⑲が小さく前にボールを出すと、隣にいたOH④が単独ドリブル
で市立船橋エンドを疾走。そして相手選手が寄せてくる前に、ペナルティーエリアの外からロングシュート。もはや意地だ。


ボールはペナルティーエリアに入ったところでワンバンドして、市立船橋のGK①が押さえた。市立船橋の①がパントキックでフィードしたボールを、県立千葉の選手がまた市立船橋の最終ラインの裏へ蹴り返し、これを見た右SH⑫が飛び出してボールに追いつく。
先ほどの④と同じように、遠目からシュートを打っていったが、ボールはゴールの右を抜けていった。

これにより市立船橋のゴールキックとなり、このボールをマイボールにして、県立千葉ゴールに向かって速攻を仕掛けたが、ペナルティーエリアの手前でディフェンスに来た県立千葉の選手を倒してしまい、県立千葉ボールの直接FKとなった。

このタイミングで県立千葉は選手交代。右SB③に代わって⑳が入る。


県立千葉の直接FKは市立船橋の選手が先んじて弾き返す。しかしこのセカンドボール変わったばかりの県立千葉の⑳に渡り・・

ボールを拾った県立千葉の⑳は、右サイドに流れたOH④に縦パスをつなぐ。ボールをもらった県立千葉の④はドリブルで右サイドを突破。ペナルティーエリアの近くでディフェンスに来た市立船橋のCB③を振り切って、ペナルティーエリア右からクロスボールを折り返した。
しかしゴール正面に入ってきたFW⑲は早く入りすぎたためシュートを打てず、逆サイドにボールを流す。そこには左SH⑮が来ていたのだが痛恨の空振り・・


ボールは市立船橋の選手に渡り、市立船橋が右サイドからカウンター攻撃。これを県立千葉の左SB⑱が身体を入れてボールをタッチラインの外にクリア。

ここで県立千葉はさらなる選手交代。右SH⑫に代わって⑯が入る。

市立船橋ボールのスローインとなるが、投げ入れられたボールは県立千葉の選手が奪い取って、OH④につなぐ。ボールを受けた県立千葉の④は縦に持って上がって左サイドのスペースへパスを出す。
左SH⑮がボールを追って走っていき、ボールに追いつくとすぐにアーリークロスを入れてきたが、このクロスボールには力がなく、市立船橋のGK①がキャッチ。
市立船橋の①がパントキックで蹴り出したボールは左SH⑳に渡り、ボールを受けた市立船橋の⑳はドリブルで縦に攻め上がり、ペナルティーエリアの近くまで進むが、ここで県立千葉の選手がボールを奪い返し、再び左サイドへボールを展開。

しかし市立船橋の選手がハーフウェーラインを越える前にプレスを掛けてボールを奪い返して逆襲。
ボールを奪った右SH⑦が縦に持ち出し、相手エンド中央にいるOH⑩へパス。パスを受けた⑩はワンタッチで県立千葉の最終ラインの間にスルーパスを通した。これにFW⑧が反応して飛び出し、ボールに追いつくとワンタッチでシュートを打ったが、このシュートはGKの正面。

ボールを押さえた県立千葉の①がパントキックで蹴り出したボールは、左サイドにいた市立船橋の選手がマイボールにして、中央に絞ってきた右SH⑦へパス。しかし⑦のシュートは右にそれた。

県立千葉のゴールキック。これもマイボールにしたのは市立船橋の選手。右サイドに出て行ったFW⑧に長いパスを送り、ボールに追いついた市立船橋の⑧が縦にえぐってペナルティーエリア右から浮き球のクロスボールを上げた。ゴール正面に飛び込んできたOH⑩がヘディングで合わせたが、このシュートは県立千葉のGK①がキャッチ。



その直後、試合終了を告げるホイッスルが鳴らされた。

2部残留は市立船橋。
サイドの選手がタッチライン際に広がってボールを受けることで県立千葉の選手たちを広がらせ、その広がった選手同士の間を狙ってドリブルで攻めてくる戦術は見事の一言に尽きる。

ただ、それでも県立千葉のハードワークによってひやひやさせられる場面があった。体格に恵まれない選手も多い中、ボールを素早く前線に送り、すぐに選手が走っていって、身体を張ってマイボールにしようとする。
かつての県立千葉の女子サッカー部を知っている人ならなおさら、その戦いぶりに心を打たれたはずだ。
これだけのプレーができた子たちを、きっと、サッカーの神様は放ってはおかない。
[2017/01/21 19:37] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
大差だけど痛み分け (U-18リーグ 八千代松陰高校 - かずさLFC)
千葉県U18女子サッカーリーグ 2部EAST 第7節

八千代松陰高等学校 ― かずさレディースフットボールクラブ


2015年11月3日 12:30 キックオフ

会場:袖ヶ浦市のぞみ野サッカー場
天候:晴れ、強風
ピッチ:荒れた天然芝

試合時間70分、決しなければ引き分け。
交代は無制限。

前半 5-0
後半 7-0
合計 12―0


<八千代松陰>
FW ――⑩―⑦――
MF ㉔―――――⑳
MF ――⑥―⑨――
DF ⑤―㉑―②―⑰
GK ―――①―――


<かずさLFC>
FW ―――⑰―――
MF ⑥―――――⑧
MF ―――③―――
DF ⑭―⑩―⑮―⑯
GK ―――⑦―――



最終節の第7節は、成田北高校から車を飛ばして約1時間30分かかる距離の袖ヶ浦市のぞみ野サッカー場で残りの2試合が行われる。のぞみ野サッカー場は9月に行われた第5節以来のリーグ戦開催。第5節が抜け番だった八千代松陰にとっては、この会場で初めてのリーグ戦ということになる。


コイントスに勝った八千代松陰は、前半風下のエンドを選択し、かずさLFCのキックオフで前半開始。

左サイドを目がけてロングフィードを送ったが、このボールを先にキープしたのは八千代松陰の右SH⑳。そして八千代松陰の⑳は後方の⑰にボールを預ける。⑰は中央にいるCB②。さらにもう一人のCB㉑へとパスを回し、高く押し上げられた、かずさLFCの最終ライン裏のスペースを狙ってロングボールを蹴り出す。

しかし、ここはボールに反応した八千代松陰の選手の動き出しが若干早く、オフサイドと判定されて、かずさLFCの間接FKと変わった。


かずさLFCは、このFKで左サイドのスペースへボールを送り、FW⑰がボールを追って走ったのだが、ここでも先にボールをキープしたのは八千代松陰の選手。ボールを追っていた、かずさLFCの⑰はそのまま動きを止めずに、ボールをキープする八千代松陰の選手にプレッシャーを掛けて行ったが、彼女に続く選手の詰めが少々遅く、前線でボールを奪いきることはできなかった。


先ほどと同じように、最終ラインでパスを回しながら攻撃を組み立てる八千代松陰。
中盤を飛ばしたロングフィードからの攻撃では、前に張っていた選手がオフサイドを取られてしまったので、ここではひとつリズムを変え、CHの足元に縦パスをつけた。
八千代松陰のCHの選手は、ボールを受けると同時に反転して前を向き、スルーパスを出したが、ここでも前に張っていた選手が早く反応してしまってオフサイドを取られてしまった。


今度は、CHの選手がパスを出すタイミングを早くしようと試みた八千代松陰。
それが功を奏したのか、4分にCH⑥のスルーパスに反応したFW⑦はオフサイドを取られなかった。そのまま走り続けた八千代松陰の⑦は、ペナルティーエリアの手前でボールに追いつくと、そこから右足でミドルシュートを打っていったが、ボールは上に浮いてしまった。それでもこれが両チームを通じて、この試合初めてのシュートだ。


さらに八千代松陰はつづく5分、待望のCKのチャンス。左のコーナーからCH⑥が右足でボールを蹴り上げ、ニアサイドにいたFW⑦が空中戦に競り勝ったが、このボールもクロスバーの上を越してしまった。

トップの1枚が落ちてくるか、サイドハーフの選手が絞るかして、ピッチの中央に人数を集めて、かずさLFCのゴールキックを先に拾ってボールを支配する八千代松陰。
すっかり自分たちのペースにしたのだが・・


7分。かずさLFCはセンターサークルの少々手前でプレスを掛けてボールを奪うと、すぐに左サイドに出ていた⑧にボールをつなぐ。ボールをもらった、かずさLFCの⑧は迷わず縦にドリブルで仕掛け、久々に八千代松陰エンドにボールを進めることができた。

しかし、ここではハーフウェーラインを15mほど過ぎた位置で、孤立してしまった、かずさLFCの⑧は相手に囲まれてボールを失った。
しかし、かずさLFCはもう一度、センターサークルの手前でプレスを掛けてボールを奪い返す。すると今度は八千代松陰エンドの中央に上がっていた③に縦パス。かずさLFCの③はワンタッチで広くスペースが空いた右サイドにボールをはたく。今度は右サイドにいた⑧がこのボールに追いつくと、ドリブルで縦にえぐってペナルティーエリアの右からクロスボールを折り返した。

かずさLFCにとって久しぶりにチャンスだったが、このクロスボールはプレスバックしてきた八千代松陰のCH⑥が足でブロックして、かずさLFCのチャンスは潰えた。


そこからは八千代松陰のチャンスが続く。直後の8分。
右サイドから、センターサークルの奥にいるFW⑦へ浮き球のボールを蹴りこむ。このボールに競り勝った⑦が左のオープンスペースへボールを流して、そのままゴール前へとダッシュ。
ボールを受けた左SH㉔はそのままペナルティーエリアの近くまで持って上がり、ゴール前に向けて走っていた⑦に合わせるかと思わせて、そのまま自分でシュートを打っていった。ゴール右を襲うシュートは、ゴールポストに当たってゴール中央に弾かれたが、カバーに戻ってきたかずさLFCの選手がどうにか蹴り出した。


これで八千代松陰のCKとなったが、ここはかずさLFCの選手が大きく弾き返す。しかしこれをカウンター攻撃につなげることはできず、八千代松陰のDFがハーフウェーライン付近でボールをキープ。
そして10分、センターサークルの右に動いて左からのパスをもらったCB②が、逆サイドのバックの背後を狙ってボールを蹴り出す。今度も縦に飛び出した左SH㉔がボールに追いつき、すぐにシュート体勢に入ったが、かずさLFCの右SB⑯が足を出してシュートブロック。弾かれたボールが再び八千代松陰の㉔のところに返ってきたが、かずさLFCのGK⑦がすぐにシュートコースに身体を投げ出してブロックした。


さらに八千代松陰はその4分ほどあと。
かずさLFCのクリアボールをDFの選手が拾い、センターサークルの後方から縦に駆け上がっていた左SB⑤に向けて長いパスを送る。ボールに追いついた八千代松陰の⑤は、ゴール前に飛び込んだFW⑩を狙ってアーリークロスを蹴りこんだが、その直前でかずさLFCのCB⑩が戻ってきて足を出してカット。
弾かれたボールはゴールラインを割り、八千代松陰の左CK。蹴るのは左CH⑥。ゴール正面に上がったボールに、かずさLFCの選手が競り勝ち、弾かれたボールが八千代松陰の⑥のところに戻ってきた。今度は⑥がファーサイドにボールを伸ばし、飛び込んできたFW⑦が右足を上げてワンタッチボレー。しかしこのシュートもかずさLFCのCB⑩が身体でブロック。ボールは再びゴールラインを割り、またも八千代松陰のCK。
今度は右のコーナーから左SH㉔が左足でボールを蹴り上げる。飛び込んできたFW⑦に向けてボールを合わせにいく。なんとか先に触ることができたがその勢いは弱くてゴールに届かず、セカンドボールはかずさLFCの選手が大きくクリア。


八千代松陰の攻勢は落ち着き、その後はかずさLFCの選手たちも中盤での競り合いを頑張って少々持ち直す。

そして19分。センターサークルの後方にいる八千代松陰のCB②から、タッチライン際に開いた右SB⑰へのパスを、かずさLFCの左SH⑥がカット。
ボールを奪ったかずさLFCの⑥はそのまま縦にドリブルで攻め上がり、ペナルティーエリアの左脇まで持ち込んだが、戻ってきた八千代松陰の右SH⑳がエリア内への侵入を許さない。
ここで、かずさLFCの⑥は、後方から長い距離を走ってきた左SB⑭に向けてマイナスのパスを出す。走ってきたかずさLFCの⑭はボールに追いつくと同時にワンタッチでミドルシュートを打っていったが、ボールは力なく左へそれていく。
久しぶりのチャンスだったのだが、人数が少ないかずさLFCは、充分なサポートができず、単発な攻撃に終わった。それでもフィニッシュで終われているので、カウンター攻撃を食らわないだけ良いと思うべきか。


八千代松陰のゴールキックから、八千代松陰が逆襲。しかしボールはゴールラインを割ってかずさLFCのゴールキックとなった。
蹴り出されたボールは、かずさLFCの選手が先に触り、セカンドボールも、かずさLFCのDFがキープする。八千代松陰のFW⑩はすぐにプレッシャーを掛けにいき、かずさLFCのDFからボールを奪い取った。
それと同時に、八千代松陰のCH⑥がセンターサークルの奥から走り出し、味方のFWを追い越して、かずさLFCの最終ラインの背後に出ようとしていた。それを見つけた八千代松陰の⑩は走っている⑥の前方のスペースへボールを出した。
八千代松陰の⑥がボールに追いつくと前にはGKしかいない。そのままワンタッチでゴール左隅に蹴りこんだ。
(八千代松陰 1-0 かずさLFC)

立ち上がりの時間を過ぎたあとは、長くボールを支配していた八千代松陰だったが、前述のシュートシーン以外は、かずさLFCのオフサイドトラップに引っ掛かるばかり・・
同じように高くフラットな最終ラインを敷いて、積極的にオフサイドトラップを掛けてきた市立船橋戦では、早々に「2列目の選手が飛び出して、相手の背後を取る」という仕掛けができて、得点を重ねることができたわけだが、この試合ではようやくそういった場面が出た。


かずさLFCのキックオフで試合再開。左サイドのスペースへロングボールを蹴りこみ、左SH⑥がボールを追い、それに連動して左SB⑭も走り出す。ボールの落下点で数的優位をつくり、マイボールにしたいところだったが、辛うじて先にマイボールにした八千代松陰の選手が、すぐに中央の味方に折り返して、かずさLFCの⑥と⑭とのプレスを外す。

横パスを受けた八千代松陰の選手が、自陣中央から前線に長いボールを蹴りこんだが、ここは、さきにかずさLFCのDFがクリア。
しかしこのセカンドボールを八千代松陰のCH⑨が拾い、すぐに相手の最終ラインに張っていたFW⑩へボールを送る。ボールを受けた八千代松陰の⑩が前を向くと、右からかずさLFCのDFに身体を預けられたが、それでもボディーバランスを崩さずに右前方のスペースへボールを出した。
2列目から相手の最終ラインの裏に飛び出そうと走り出していた右SH⑳がボールに追いつく。かずさLFCのGK⑦もゴールエリアを飛び出してシュートブロックに行ったが、八千代松陰の⑳はファーストタッチでボールを浮かせ、かずさLFCの⑦の頭上を越えるループシュート。ボールはゴール左に収まった。
(八千代松陰 2-0 かずさLFC)

「2列目からの飛び出し」が有効だと理解した八千代松陰の選手たちは、積極的に仕掛けてくるようになる。まさに「波に乗った」という感じ。


かずさLFCのキックオフで試合再開。今度は八千代松陰エンドにロングボールを蹴りこんだが、今度はボールに複数の選手が詰めることはできず、あっさり八千代松陰の選手が大きくクリア。
そこから八千代松陰の速攻となるが、ボールはゴールラインを割ってかずさLFCのゴールキックとなる。

かずさLFCは、ゴールキックのボールを味方のSBに預け、そこからSHへ縦パス・・とサイドからボールを運んでいこうとしたが、八千代松陰エンドに入ったところで八千代松陰の選手にボールを奪われてしまった。
八千代松陰は、センターサークルの後方でDFの選手が横パスを回してチャンスをうかがう。かずさLFCの選手たちは失点前とは違って、FWとDFの選手間の距離は広がり、逆サイドの選手も中央に絞って来られなくなった。
そのため、八千代松陰はDFの選手からCH⑨にパスが通ると、前を向いた⑨がドリブルやスルーパスで中央にできたギャップを狙えるようになった。


そして28分の八千代松陰。
センターサークルの後方にいたCB㉑から、センターサークルのCH⑨にパスが通る。前を向いた八千代松陰の⑨はドリブルで相手エンド中央まで持って上がり、右のオープンスペースにボールを出す。
タッチラインに沿って駆け上がっていた右SH⑳がこのボールに追いつくと、そのままペナルティーエリアの右をえぐってクロスボールを入れた。
しかしゴール正面に飛び込んだ選手は、このボールを押し込むことができず、ボールはペナルティーエリアの左に流れた。ただ左SH㉔が流れたボールを拾って、センターマークのあたりにいたCB㉑へバックパスを出す。バックパスを受けた㉑がしばしボールをキープしてから、かずさLFCのDFの背後にボールを送った。
すると先ほどバックパスを出した左SH㉔が、このパスに反応して飛び出し、ボールに追いつくとワンタッチでゴールに流し込む。
かずさLFCのGK⑦も、ボールに反応してゴールエリアを飛び出していたが、FPのときの癖で、とっさに足を出してしまい、シュートをブロックすることができずにゴールイン。
(八千代松陰 3-0 かずさLFC)



この後は、すっかりと選手同士の距離が広がり、攻守ともに味方選手をサポートできなくなってきたため、ドリブルでゴールに進もうとする選手と、それを止めようとする選手との1対1での戦いがダラダラと長く続いてしまうようになる。


そんな状況だが、試合の流れは、八千代松陰の選手の前線からの守備が効いていて、八千代松陰のペースで進んでいる。
そして30分。八千代松陰のFW⑦が右からのアーリークロスに反応して飛び出し、右足でワンタッチシュート。このシュートはゴールの右にそれて行ったが、その前にかずさLFCの選手に触れていたようで、八千代松陰の右CKとなる。
右のコーナーからボールを蹴るのは左SH㉔。ゴール正面に向けて蹴り上げたボールを巡って両チームの選手が大混戦。ボールはゴールの右に抜けていったが、ここでもかずさLFCの選手に触っていたようで、もう一度八千代松陰の右CKとなった。
今度のCKは、ニアサイドに飛び込んだCH⑥が右足で合わせ、ゴール左上に突き刺した。
(八千代松陰 4-0 かずさLFC)


その後も、八千代松陰の前線からのプレスが効く。33分のこと。
かずさLFCの選手がセンターサークルの右にボールを進めたが、ここで八千代松陰のFW⑦がプレッシャーを掛けて中央に追い込む。するともう一人のFW⑩もよってきて、2人でボールを取りきった。
ボールを奪った八千代松陰の⑩は、かずさLFCのエンドを一人で中央突破。ペナルティーアークの直前から大きく右に持ち出し、角度をつけたところで右足でゴール左隅に流し込んだ。
(八千代松陰 5-0 かずさLFC)


八千代松陰のプレスに、かずさLFCの選手たちは思うようにいかない展開が続く。
35分、八千代松陰の選手のオフサイドで、かずさLFCの間接FKとなる。ようやく相手エンドに向けてボールを蹴りこむことができたのだが、このボールは八千代松陰の左SB⑤が拾って、すぐにかずさLFCエンドの中央にいたFW⑦にパスをつけ、⑦がワンタッチでかずさLFCの最終ラインの裏にボールをはたくと、左SH㉔が飛び出した。
見事な連携だったが、㉔の飛び出しが少々早くて、またもオフサイドを取られてしまった。このタイミングで前半終了。



ハーフタイム中の選手交代は無く、八千代松陰のキックオフで後半開始。

左サイドのスペースへ向けて大きくボールを蹴り出し、左SH㉔がボールを追って走り出すが、ボールはかずさLFCの選手が先にクリア。
しかし八千代松陰のCH⑨が、自陣に戻ってきたボールを先に拾い、DFの選手へバックパス。パスを受けた八千代松陰のDFは、自陣でパスを回して攻撃を組み立てようとする。

しかし、かずさLFCの右SH⑧が、八千代松陰DFの横パスをインターセプト。ボールを奪ったかずさLFCの⑧は、そのままタッチラインに沿ってドリブルで攻め上がると、カバーに入った八千代松陰のDFが足を出し、タッチラインの外にボールを出した。
アタッキングゾーンに入ろうかという場所で、マイボールのスローインを得たかずさLFC。これを足掛かりにフィニッシュまで行きたいところ・・

と思っていたら、ボールを受けようとしていた、かずさLFCの選手が八千代松陰の選手からプッシングされ、かずさLFCに直接FKが与えられた。
ゴールまでの距離は30mちょっとあったが、キック力のあるCH③なら直接ゴールを狙える距離。ボールをセットした、かずさLFCの③もそれを考えていたようで、ゴールに向かって力いっぱい蹴りこんでいったが、ボールはクロスバーの上に浮いていってしまった。


これによって八千代松陰のゴールキックとなる。
右サイドに向けて蹴り出されたボールには、右SH⑳が先に落下点を取る。八千代松陰の⑳がボールに触るか触らないかというところで、右SB⑰が縦に走り出す。
⑳がワンタッチで⑰に向けてボールを落とし、ボールを受けた⑰がタッチラインに沿ってドリブルで攻めあがるが、ここは先ほどと逆に、かずさLFCの選手が足を出してタッチラインの外にボールを出す。
八千代松陰のボールのスローイン。投げ入れられたボールは、かずさLFCの選手が先にクリアしたが、これを八千代松陰の選手が拾う。
クリアボールを拾った八千代松陰の選手は、前線に残っていた⑰にもう一度ボールを送る。

ボールを受けた⑰は、今度はボールを持ってカットイン。ペナルティーエリアの正面で、かずさLFCのDFが行く手を阻んだが、こぼれたボールは、八千代松陰のFW⑩が真っ先に拾って裏に抜け出して右足でシュート。
一度は、かずさLFCのGK⑦が弾いたが、八千代松陰の⑩がリバウンドを拾って、ゴール右隅に蹴りこんだ。
(八千代松陰 6-0 かずさLFC)


かずさLFCのキックオフで試合再開。
前に出てきた左SB⑭にボールを回し、ボールを受けた⑭がドリブルでハーフウェーラインを越えたところで、中央にいるCH③に横パスを出したが、ここは八千代松陰の選手が狙っていたところ。
ファーストタッチを狙って詰めてくる八千代松陰の選手を前に、かずさLFCの③はここから先へ突破することができず、とうとうボールを失ってしまった。


ボールを奪った八千代松陰は、奪ったボールをFW⑦に当て、落としたボールをCH⑨が拾うと、右隣にいたもう一人のCH⑥が縦に走り出す。
八千代松陰の⑨は、⑥の動きに合わせて右前方にボールを送ったが、このボールを⑥はスルー。さらに左側を駆け上がっていた左SH㉔にボールを通した。


ボールを受けた八千代松陰の㉔は、その勢いで左サイドをえぐって相手を押し込む。
そして44分、八千代松陰は左CKのチャンスを得た。左のコーナーからCH⑥が蹴ったボールは、ニアサイドにいた、かずさLFCの選手が先に触り、ペナルティーエリアの外にボールをクリアした。
しかし、このクリアボールを八千代松陰のCB②が拾うと、左45度の角度からゴールエリアの中にいる味方を目がけて浮き球のボールを蹴りこむ。
しかしこのクロスボールに触れた選手はなく、ボールはゴールエリアの中でワンバウンドし、ゴールの中に入った。
(八千代松陰 7―0 かずさLFC)


かずさLFCのキックオフで試合再開。今度は自陣にボールを下げ、バックパスを受けたCH③がドリブルで真っ直ぐ攻めあがる。
しかし、相手エンドのほぼ中央で八千代松陰の選手に囲まれ、八千代松陰のCB㉑にボールを奪われてしまった。
ボールを奪った八千代松陰の㉑は、左サイド深くのスペースへボールを蹴り出し、このボールに左SH㉔が追いつく。ボールに追いついた八千代松陰の㉔はドリブルでペナルティーエリアの左をえぐり、そこから中に切り込もうとしたところで、かずさLFCの選手にボールを奪われてしまった。

ボールを奪ったかずさLFCの選手は、真っ直ぐ縦にクリア。しかしこのクリアボールを八千代松陰のCH⑥が拾う。すると八千代松陰の⑥は、右足でゴール右を狙って蹴りこんだ。
八千代松陰の⑥は、過去の公式戦でもミドルシュートで得点を挙げた経験があり、さらに先ほどの②が得点を挙げたキックの軌道も頭にあったと思うので、直接狙うつもりで蹴ったのだろう。ボールはその②のキックと同じような軌道で、ゴール右に収まった。
(八千代松陰 8-0 かずさLFC)



その後も八千代松陰のペースは変わらず・・48分。
FW⑩が、センターサークルの後方にいたCBの選手からの縦パスに反応して飛び出す。ゴールの左でボールに追いつくと、そこからゴール右隅に流し込んだ。
(八千代松陰 9-0 かずさLFC)

かずさLFCのキックオフで試合再開となる直前に、八千代松陰はこの試合で初めて選手交代を行う。
左SB⑤に代わって⑮。⑮は左SHに入り、左SH㉔が一列下がる。さらに右SB⑰に代わって⑯。⑯はFWに入り、FW⑩が右SBに下がった。


その後も、しばらく八千代松陰の選手がボールを支配。一時はかずさLFCの選手がズルズルと下がってしまう展開だったが、50分を過ぎてくると、かずさLFCの選手が前に出てボールを奪い、逆襲を仕掛けるようになった。
かずさLFCの選手が前に出てきたので、自陣でボールを奪った八千代松陰の選手は、かずさLFCの最終ライン裏のスペースへボールを送り、FWの2人を走らせてシンプルな攻撃。それにより何度かフィニッシュまで持ち込むようになった。


55分。かずさLFCのゴールキック。
このボールを八千代松陰の右SH⑳が拾うと、中央に横パスを送る。CHから左SH⑮にパスが回ると、左SB㉔が⑮を追い越して⑮からのパスをもらう。
ボールを受けた八千代松陰の㉔は、スピードに乗ったドリブルでペナルティーエリアの左に差し掛かると、そこからスピードに乗った浮き球のクロスボールを入れる。するとニアサイドに飛び込んだFW⑯が頭ですらし、ボールはゴール右に入った。
(八千代松陰 10-0 かずさLFC)


かずさLFCのキックオフで試合再開となる前に、またも八千代松陰が選手交代を行う。右SH⑳に代わって㉓が入る。


さらに八千代松陰が押し込む展開。もはやDFの選手は自陣で、何のプレッシャーも受けることなくボールを回ることができる状態。

58分。センターサークルの奥にいたCH⑥が、味方DFから縦パスをもらうと、左サイドを駆け上がる左SH㉔にボールを預ける。
八千代松陰の㉔は、先ほどと同じようにスピードに乗ったドリブルでペナルティーエリアの左に進み、今度は低く速いボールを入れた。
ニアサイドに飛び込んだFW⑯が足を伸ばしてボールに触るが、軽く触れた感じなのでボールは逆サイドに流れていく。ゴール正面に詰めてきたもう一人のFW⑦はボールに触ることができず、ボールは右のゴールポストの内側に当たって跳ね返り、ゴールの中に入った。
(八千代松陰 11-0 かずさLFC)

ここでも、試合再開前に八千代松陰が選手交代。今度はFW⑦に代わって⑲が入る。


そのあとも八千代松陰がボールを支配、最終ラインでのパス回しで相手選手を横に広がらせて、中央にいる味方選手にパスを送る。
ボールを受けた八千代松陰の選手が相手ゴールに向けて持ち出すと、かずさLFCの選手がボールを持つ八千代松陰の選手に寄ってくる。するとボールに寄ってきた、かずさLFCの選手の脇にスペースができるわけだが、そのスペースに飛び込んでくる八千代松陰の選手はいない。

かずさLFCの選手たちの運動量は落ち、後方でボールを回す八千代松陰の選手たちにプレッシャーを掛けることはできなくなってきているわけだが、八千代松陰の選手たちのほうも、かずさLFCの選手の間に入りこんでくる動きがなくなってきたことを見ると、八千代松陰の選手たちも開始当初と同じ運動量というわけにはいかないようだ。


そして63分。八千代松陰の左SH⑮が相手の最終ラインの背後に飛び出し、味方からのロングパスに追いついてシュートを打っていったが、このシュートは、かずさLFCのGK⑦が足を出してブロック。
跳ね返ったボールはペナルティーエリアの左角に飛んでいったが、先にボールを拾ったのは八千代松陰の左SB㉔。ボールを拾った八千代松陰の㉔はゴール前にクロスボールを入れる。
ボールはゴールの方向に曲がってきたので、かずさLFCのGK⑦は今度、腕を伸ばしてボールに触ったが、ボールはその手を弾いてゴールの中に入った。
(八千代松陰 12―0 かずさLFC)


その後もボールを支配する八千代松陰。
66分に4度目の選手交代を行う。右SBに下がっていた⑩に代わって⑱が入る。⑱はFWに入り、FW⑯が右SHに下がり、それに合わせて右SH㉓が右SBに下がった。



その後、68分、69分と、かずさLFCのゴールキックを八千代松陰の選手が拾ってはゴールライン際まで攻め込み、かずさLFCの選手が身体を張ってどうにかゴールキックにするという、いわゆる「ゴールキック地獄」が続き・・

70分。またも八千代松陰の左SB㉔が中央からの横パスをもらって縦にドリブルで抉って、ゴール前にクロスボールを折り返す。ニアサイドに飛び込んだFW⑱が足で合わせるがボールはゴールの左に抜けていった。

これでかずさLFCのゴールキックとなったが、このゴールキックのボールを八千代松陰のCH⑨が先に拾い、かずさLFCのゴールへ向かってドリブルを始めたところで試合終了を告げるホイッスルが鳴らされた。



八千代松陰は、どうにか全勝で2部リーグEAST優勝を決めた。
実力から言えば全勝が当然と目されていた中で、しっかりと勝ち切れたことはたいしたものだ。ただ前半20分までのもたつきは少々気に掛かったところだ。浅いラインを引いてオフサイドトラップを掛けてくるチームとの対戦は、過去にも経験していたのに・・

かずさLFCは、前半20分までの戦いぶりは非常によかったのだが、先取点を奪われてからの戦いぶりが残念。動揺があったのか、気持ちと体力が切れてしまったのか、そこのところがもったいない。


(了)
[2017/01/12 21:45] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
これもリーグ戦 (U-18リーグ 中央学院高校 - 匝瑳高校)
千葉県U18女子サッカーリーグ 2部EAST 第7節

中央学院高等学校 ― 千葉県立匝瑳高等学校


2015年11月3日 10:00 キックオフ

会場:千葉県立成田北高等学校グラウンド
天候:晴れ、無風
ピッチ:ぬかるんだ土(岩瀬砂舗装)

試合時間70分、決しなければ引き分け。
交代は無制限。

前半 4-0
後半 4-0
合計 8―0


<中央学院>
FW ――⑭―⑱――
MF ⑪―――――⑨
MF ――⑥―⑩――
DF ④―③―⑳―②
GK ―――①―――


<匝瑳>
FW ―――⑫―――
MF ⑨――⑦――⑮
MF ―――⑳―――
DF ⑧―⑥―⑤―⑬
GK ―――①―――



既に3部降格が決まってしまった両チームの最後の試合。

今季初勝利を目指す匝瑳に対して、中央学院のほうは選手権予選で一度引退した3年生がチームに戻ってきて「お別れ試合」の雰囲気。こういうことができるのもリーグ戦の良さといえる。


前半は中央学院のキックオフで開始。センターマークからFW⑭が前に出したボールをもう一人のFW⑱が自陣にボールを下げ、それをCH⑩が受けて右SH⑨へ斜めのパス。そして⑨は、ハーフウェーラインを越えて相手エンドに入っていたFW⑭にパスをつなぐ。

中央学院らしいショートパスでの組み立てだが、⑭がボールを受けると同時に匝瑳の選手がプレスを掛けてきたので、⑭は自陣にいる味方にバックパス。そして攻撃の作り直し。

しかしまだまだ、ピッチのぬかるみ具合が酷く、インステップキックで飛距離を出せないので、中央学院は複数の選手がボールのそばに集まり、パスが転がらなかった時、相手にインターセプトされる前にフォローできるようにしていないといけないなというところ。


1分、センターサークルの後方にいた中央学院のCH⑩から、相手エンド中央にいるFW⑭への縦パスが通った。
ボールを受けた中央学院の⑭は、相手のプレスを避けて一度自陣の方向に持ち出してから、反転してスルーパス。左サイドを駆け上がっていた左SH⑪がそのままこのボールを追って走り続けたが、匝瑳のGK①がゴールエリアを出て、先にボールを押さえた。

匝瑳の①がパントキックでフィードしたボールは、センターサークルの奥で中央学院のCH⑩が拾う。中央学院の⑩はワンタッチで右SH⑨にボールを送り、ボールを受けた⑨はドリブルで縦にえぐって、ペナルティーエリアの右からクロスボールを上げる。
ニアサイドにいたFW⑱は飛び込むタイミングが早すぎて合わず、ゴール正面に流れてきたボールにもう一人のFW⑭が良いタイミングで飛び込んだのだが、ヘディングを空振りしてしまって、さらに左へボールが流れる。
詰めてきた左SH⑪が、流れてきたボールを右足のインサイドで合わせてゴール右に蹴りこんだ。
(中央学院 1-0 匝瑳)


その後も中央学院がボールを支配するものの、ぬかるみでボールが転がっていかない状況の割にはサイドの選手が、サイドに開いてボールを受けようとしているため、サイドの選手へのパスが通らない。
そのため、攻撃はFWとCHとのパス交換からの中央突破に偏りがち・・


しかし匝瑳の選手たちも、ミドルサードで縦にボールを持ち出した中央学院の選手に対して、ファーストディフェンスが遅れ、遅れて寄せてきた選手が相手選手の前で止まることができず、結果的に一発で脚を出して奪いに行って抜かれてしまう・・と、なかなかミドルサードでボールを奪えずに苦労している。
さらにディフェンシブサードに構えているDFの選手もボールウオッチャーになることが多く、ペナルティーエリアのあたりでサイドを変えられるとなかなか対応できないところがある。
それでもどうにかペナルティーエリアの手前でボールを奪うと、OH⑦が中央学院のDFの背後にボールを蹴り出しFW⑫と左SH⑮が追いかけるものの。守備に追われてハーフウェーラインから10mくらい下がってしまっているので、なかなかボールに追いつくことはできない。


両チームとも、大きな状況の変化がないまま選手同士の距離が伸びはじめ、試合の雰囲気がまったりしはじめたかと思われたころだった。

8分、中央学院のCB③が味方からのパスを受けるとそこから縦にドリブルで持ち上がり、ペナルティーエリアの15mほど離れた位置まで上がっていたCH⑥にしっかりと縦パスを入れた。
ボールを受けた⑥はワンタッチで左前方にいたFW⑱へはたき、FW⑱はペナルティーアークの左側からドリブルで突っかける。この一連の流れで攻撃に勢いが出てきた中央学院。
しかしペナルティーエリアの正面では匝瑳の選手が懸命にコースを塞いだので、そこから中に切り込めず、広くスペースが空いたペナルティーエリアの右へボールを流した。
走りこんできた右SH⑨。右サイドは土が乾いているのもあって、ワンタッチで押さえの利いたシュートを打つことができた。ボールはゴールエリアの中でショートバウンドして、ゴール左隅に収まった。
(中央学院 2-0 匝瑳)


匝瑳のキックオフで試合再開となるが、すぐに中央学院の選手がボールを奪い、右サイドのスペースへボールを送る。
右SH⑨がこのボールに追いついて、ペナルティーエリアの右をえぐっていったが、そこからクロスボールを上げたり、中へドリブルで切り込んだりするチャンスがなく、左後方に来ていたFW⑭へバックパスを送った。
ボールを受けた⑭はペナルティーエリアの右角から中に切り込んでいったが、ちょうどその場所にはぬかるみがあってボールが転がらず、匝瑳の選手に進路を塞がれてしまったので、土が乾いているペナルティーエリアの正面へボールを下げる。
すると走りこんできたCH⑩が右足でワンタッチシュートを打っていったが、ゴールまで距離があったのでボールは少々失速し、匝瑳のGK①がキャッチ。


ボールを押さえた匝瑳の①がパントキックで蹴り出したボールは、中央学院のFW⑭が落下地点に飛び込んでボールを匝瑳DFの裏に弾き返す。
このボールに反応して飛び出した、もう一人のFW⑱がボールに追いついたときには、匝瑳のDFは完全に置き去りにされGKと1対1。
中央学院の⑱はワンタッチで見事なループシュートを決めた。
(中央学院 3-0 匝瑳)


匝瑳のキックオフで試合再開となるものの、ボールを支配するのは中央学院の選手たち。

匝瑳の選手たちは、ボールの動きに合わせた身体の向き直しが1テンポ遅いという印象。こぼれたボールにダッシュしてクリアしに行くのだが、身体の向き直しが遅かったからキックする時点で身体の向きが悪く、ボールが当たるのが足の外側すぎたり、内側すぎたりして、クリアボールが真っ直ぐ飛ばない場面がちょこちょことみられる。


ただ、ペナルティーエリアの左側半分は明らかなぬかるみ。
さらに、中央学院の選手たちは、この試合が公式戦最後の出場となる3年生に得点を採ってもらおうと、自分で突破してシュートを打った方が良い場面でも無理やりパスを出す場面もあるので、しばらく得点チャンスができなかった。


中央学院は14分。
右サイドを突破した⑨のクロスボールを匝瑳の選手が脚を出してブロック。そのボールがゴールラインを割って中央学院の右CKとなる。
右のコーナーからCH⑩が右足で蹴ったボールは、ニアサイドに飛び込んだFW⑭が右足を伸ばしてキープしたが、匝瑳の選手が密集している中でそこからシュートを打つことはできず、後方にいたCH⑥へバックパス。
ボールを受けた⑥が角度を変えて、遠目から、ワンタッチでシュートを打っていったが。このシュートは匝瑳のGK①が身体の正面でキャッチした。

ボールを押さえた匝瑳のGK①がパントキックで蹴り出したボールは、中央学院のDFが先にマイボールにした。すると匝瑳のFW⑫、そして2列目の選手がプレスを掛けに行く。
しかし、プレスを掛けにきた匝瑳の選手は、ドリブルでボールを運び始めた中央学院の選手にかわされてしまうと、自陣に戻って来る足取りは重い。

ペナルティーエリアの手前で待っていた匝瑳のDFの選手たちは、前線の選手がなかなか戻ってきてくれないため、前に出てボールを奪いに行くことができず、ペナルティーエリアの直前でボールを持つ中央学院の選手を囲い込んで、ボールを奪うという状態。
ペナルティーエリアの近くは、たくさんの選手が行きかったため、もともとぬかるんでいた地面がさらに柔らかくなり、ボールを蹴るのも難しい場所もある。そのため匝瑳の選手がボールを奪って前に蹴り出しても飛距離が出ず、すぐに中央学院の選手にボールを奪い返されてしまう。


その状況が続き・・24分。
ペナルティーエリアの近くまで攻め込んだ中央学院の選手が匝瑳の選手にボールを奪われたが、匝瑳エンドの中央でボールを取り返す。すると中央学院の右SB②がオーバーラップを始め、マイボールにした中央学院の選手がそれを見て右サイドへパスを出した。

中央学院の②はボールに追いつくと迷わずドリブルで攻め上がり、ゴールライン際までえぐってグラウンダーのクロスボールを折り返す。ニアポスト目指して駆け上がっていたFW⑭がこのボールに足を出して合わせたが、ゴールのカバーに戻ってきていた匝瑳のCB⑤がゴールに向かってくるボールを、足で外にかき出す。

匝瑳の⑤がかき出したボールは前には飛ばず、ゴールラインを割って中央学院の右CKとなった。ボールを蹴るのはCH⑩。
ゴール前に上げたボールを最初に触ったのは匝瑳の選手。まずはペナルティーエリアの外にボールを出したのだが、クリアボールはペナルティーエリアの右角にいた中央学院の⑨が拾うと、相手エンド中央にいたCH⑥に横パスをつないで攻撃の組み立て直し。

中央学院の⑥はペナルティーアークの正面までドリブルで運んできて、ここで匝瑳の選手が寄せてくると、左前方のスペースへボールを出す。
ペナルティーエリアの中に残っていたFW⑱が、このボールに追いつくと、そのままゴールまでドリブルで運び、ゴールに蹴りこんだ。
(中央学院 4-0 匝瑳)


匝瑳のキックオフで試合再開。
右サイドに大きく蹴り出したボールに、味方選手が追いつくことはできず、タッチラインを割って中央学院のスローイン。
このスローインで中央学院の選手は、自陣のゴールの方向へ向かって投げ入れ、DFラインでボールをキープしながらゆっくりと攻撃を始めようとするが、自陣の中央でボールを扱うCB③に対して匝瑳の選手がプレスを掛けに来た。

中央学院の③は少々慌てた様子を見せたが、ボールを相手から遠い側の足に持ち替え、どうにかもう一人のCB⑳につなぐと、匝瑳の選手はそこにプレスを掛けることはできず、中央学院はCB⑳からCH⑩へつなぎ、⑩のロングフィードから速攻。
匝瑳の最終ライン裏を狙って走り出したFW⑭が先にボールに追いつき、もう一人のFW⑱へつなぎ、再び匝瑳エンドのペナルティーエリア近辺でのボールの奪い合い。


その展開が変わったのは29分のこと。
自陣のペナルティーエリア近くでボールを奪った匝瑳のDFが、大きく前に蹴り出したボールを、センターサークルのあたりにいたDH⑳がヘディングで前に押し出すと同時に、そのボールを追って走る。
ボールは中央学院のCB③に渡ったが、ボールを追ってきた⑳とFW⑫が二人がかりで追い込む。このハイプレスのおかげで、FW⑫がゴールの右でボールを奪う。すると瞬時にスピードを上げて縦に抜け出し、ゴールライン際までえぐってゴール前にボールを折り返す。
中央学院のDFはそれに対してどうにか足を出したものの、足に当たったボールは逆サイドに流れていき、ゴールラインを割った。

匝瑳にとっては、この試合を通じて初めてのCKを得た。
左のコーナーにボールをセットしたのはOH⑦だが、近くに寄ってきたCB⑥の足元にグラウンダーのパスを送る。ピッチコンディションを考慮してショートコーナーを選択したようだ。
ボールを受けた⑥は、左コーナーを離れて動き出した⑦へボールを戻すと、⑦はワンタッチでゴール前に浮き球のボールを蹴り上げた。しかしこのボールに最初に触れたのは中央学院のCH⑥。ヘディングでペナルティーエリアの外にボールを出したが、それを匝瑳の選手が拾って攻撃の継続を図る。
もう一度、ゴールエリアの中にボールを入れたが、中央学院のGK①が前に出てボールを押さえた。

中央学院の①がパントキックで蹴り出したボールは、匝瑳のDH⑳が先に触れ、中央学院の2人のCBの間を狙ってボールを出すと、OH⑦がこのボールを見て飛び出す。
中央学院のCBが絞ってくるのが早いか、その前に匝瑳の⑦がシュートを打てるか、ハラハラさせられる状況であったが、ここで競り勝ったのは匝瑳の⑦。シュートを打つことができたが、ボールに十分力を加えることができず、中央学院のGK①が身体の正面でシュートを押さえた。


ボールを押さえた中央学院の①は、左サイドにパントキックで蹴り出し、このボールを受けた左SH⑪が得意のスピードに乗ったドリブルで、匝瑳エンドのペナルティーエリアに迫る。
ここで匝瑳のCB⑤が身体を入れてボールを奪い返し、自陣のペナルティーエリアからボールを運んでいこうとしたが、⑪の突破に合わせて前に出てきた中央学院の選手たちがすぐにプレスを掛けてボールを奪い返し、先ほどのような中央学院の波状攻撃が続く・・


33分、匝瑳エンドの中央で相手のクリアボールを拾った中央学院のCH⑥が右SH⑨に横パスを出す。ボールを受けた⑨は広大なスペースが空いた右サイドをドリブルで攻め上がり、ペナルティーエリアの脇からゴールエリアの中にスピードに乗ったグラウンダーのボールを入れる。
ニアに飛び込んだFW⑭が右足で合わせたボールには、匝瑳のGK①が反応していたが、伸ばした手からボールがこぼれた。これを匝瑳のDFの選手がともかく足で蹴り出す。

ここでクリアされたボールはゴールラインを割って、中央学院のCKとなった。右のコーナーからCH⑩が蹴り上げたボールは、ゴール前にいた匝瑳の選手が先にヘディングでクリア。このクリアボールを⑨が拾ってワンタッチで遠目からシュートを打っていったが、ボールはゴールの上に浮いてしまった。


さらにその2分後にも、右CKを得た中央学院。CH⑩が入れたボールに先に触ったのは、匝瑳のOH⑦だが、彼女の足に当たったボールはゴールの方向に転がる。あわやオウンゴールかという瞬間であったが、匝瑳のGK①が身体を張ってボールを押さえ、ここで前半終了となった。



ハーフタイムの間に中央学院が4人の選手を交代させる。
右SB②に代わって⑤。CB③に代わって⑧。左SB④に代わって⑮。CH⑥に代わって⑦。⑦はFWに入り、FWだった⑭がCHに下がってきた。



後半は匝瑳のキックオフで開始。
センターマークからFW⑫が小さく前にボールを出し、すぐ右隣にいた右SH⑮が自陣に向けてボールを下げ、OH⑦がワンタッチで右サイドへフィード。そのボールを見て⑫と⑮が走り出す。

ボールに先に追いついたのは中央学院のDFだが、匝瑳の2人がボールを蹴らせないようにしつこくプレッシャーを掛けていたため、ボールがしばらく中央学院エンドから出なかったのだが、自陣中央に降りてきた中央学院CH⑩の足元にグラウンダーのパスが通ると状況が変わる。

ボールを受けた中央学院の⑩は左サイドにボールを持ち出すと、スピードを上げて縦にドリブルで攻め上がり、ペナルティーエリアの左からクロスボールを折り返す。
このボールを押し込もうとしたFW⑦と、直接押さえようと飛び出した匝瑳のGK①が交錯。逆サイドにこぼれたボールに右SH⑨が詰めてきたのだが、バウンドを合わなかったのでワンタッチでシュートを打つことができず、2タッチ目で打ったシュートは起き上がった匝瑳の①が弾く。

弾かれたボールはゴールラインを割って、中央学院の左CKとなる。左のコーナーからCH⑩がボールを入れると、FW⑦がニアサイドに飛びこみ、相手より先に触る。しかしゴール前に流したボールは匝瑳の選手が大きく蹴り出した。


失点を防いだものの、その後も中央学院の攻撃はつづく。
ペナルティーエリアの手前で左からのパスを受けたFW⑦が、そこからの侵入を防ごうとする匝瑳のDFを前に、何度か切り返して相手の隙をつくろうとしたが隙は生まれず、広くスペースが空いた右サイドを上がってきた右SH⑨へ横パス。ボールを受けた中央学院の⑨はドリブルでペナルティーエリアの右をえぐろうとしたが、匝瑳の選手が身体を入れてタッチラインの外にボールを出した。
中央学院はFW⑱がすぐにマイナスの角度にボールを投げ入れ、投げ入れられたボールをCH⑩がワンタッチでスルーパスを通した。中央学院の選手の中ではFW⑭がボールに一番近い場所にいたのだが、このパスへの反応が遅れ、匝瑳のGK①が速い出足で先にボールを押さえた。

そのあとも、自陣のペナルティーエリア近くから匝瑳の選手がクリアしたボールを、エンド内で中央学院の選手が拾って波状攻撃を続けるという展開。
ただ、中央学院にとってこの試合は3年生が出場できる最後の公式戦。この試合に出場している3年生全員が得点して幕切れにしたい。しかしこの試合に出場している3年生の中でまだ⑭が得点を挙げていない。
そのため、中央学院の選手たちのなかに「ペナルティーエリアの近くまで攻め込めたら、まずは⑭へ回そう」という意識が強まり、それがこれからの展開に大きく影響することになる。


41分。右サイドのペナルティーエリア手前からスローイン。ボールを受けた右SH⑨がペナルティーエリア正面に下がってきていたFW⑭へパス。
ボールを受けた⑭は縦に持ち出し、ペナルティーエリアの中に残っていたCH⑩の足元につけ、⑩が左側に落としたボールに走って追いつきシュートを打ったが、匝瑳のGK①が触って弾きだした。

これによって中央学院は後半2本目の左CK。今度はキッカーの⑩が左コーナーに近づいてくるFW⑦の足元にパスを入れ、ショートコーナーを使おうという意図。
⑦は受けたボールをワンタッチで⑩に返し。⑩がペナルティーエリアの左角から正面にいたFW⑭にパスを送ったが、ボールが落ち着かずに逆サイドに流れた。右SH⑨がこのボールを拾って縦にドリブルで縦にえぐっていく。
ゴールラインの手前で匝瑳のDFが身体を入れてボールを奪い、中央学院エンドに向けてクリアしたのだが、このクリアボールを中央学院の選手が拾ってもう一度⑨にパスを送った。
ボールを受けた⑨はワンタッチでシュートを打っていったが、これも匝瑳のGK①が弾きだした。


その後も中央学院の波状攻撃が続き、45分には右CKを得た中央学院。
右のコーナーからCH⑩が蹴りこんだボールは、匝瑳の選手が先にクリアしたが、このクリアボールをセンターサークルに達する前に中央学院のCB⑧が拾う。
ボールを拾った⑧は、タッチライン際に張っていた左SH⑪にボールを出す。ボールを受けた⑪は一気にスピードを上げてドリブル。持ち前のスピードで瞬く間にゴールライン際に差し掛かると、ニアポストをかすめる低いクロスボールを折り返す。
しかしボールはニアポストをかすめると、そのままゴールの中に入って、逆サイドのネットにキャッチされた。
(中央学院 5-0 匝瑳)


匝瑳のキックオフで試合再開となって2分後。
匝瑳のOH⑦が自陣のペナルティーエリアの近くから奪ったボールを、前方にいたDH⑳へ縦パス。匝瑳の⑳は中央学院DFからのボディーコンタクトに負けることなく、左サイドにボールを流し、左SH⑨がこのボールを受けるとドリブルでゴールに向かって攻め込む。しかし中央学院は右SB⑤とCB⑳が左右から匝瑳の⑨を挟み込んで匝瑳の⑨の侵入を防ぎ、こぼれたボールをもう一人のCB⑧がクリア。

このクリアボールを中央学院のFW⑱が拾ってドリブルで運ぶが、ハーフウェーラインを過ぎたところで匝瑳の選手がボールを奪い返し、再び中央学院ゴールに向かって攻め込む。この時間はまだまだ匝瑳の選手たちの勢いが良い。
しかし中央学院の選手はペナルティーエリアのはるか手前でボールを奪い返し、右サイドに出ていたCH⑭にボールを送る。
ボールを受けた中央学院の⑭はスピードに乗ってハーフウェーラインを突破し、ここで形勢逆転。

中央学院の⑭は右45度の角度からペナルティーエリアの中に侵入しようとしたが、ここで匝瑳のDFが足を出し、こぼれたボールが逆サイドに流れ、左SH⑪が拾う。
ボールを拾った⑪が、クロスボールを入れるために一度切り返したタイミングで、匝瑳のDFが足を出してブロック。弾かれたボールがゴールラインを割って中央学院のCKとなる。


左のコーナーに中央学院の⑩がボールをセットし、キックを蹴ろうとする前に、中央学院が選手交代。
前半で退いた4人の選手がすべて戻ったが、前半と違って④がFWに、⑥が左SBに入ることになった。

交代が完了するとすぐに⑩がボールを蹴る。ニアサイドに低いボールを入れたが、匝瑳の選手が先に足を出し、ゴールの左へクリア。
もう一度、中央学院の左CKとなり、今度は近くに寄ってきた左SH⑪の足元にパスをつなぐショートコーナー。少々角度をつけて、ゴール前に速いボールを入れたのだが、誰も触ることができずに右へ流れて行ってしまった。


匝瑳のゴールキックとなったが、このボールを先に拾ったのは中央学院のFW⑱。それと同時にCH⑭が⑱を追い越して匝瑳の最終ラインの裏に飛び出す。
⑱からのパスが⑭に通り、ゴールへのおぜん立てはできたのだが、匝瑳の選手もどうやら勘付いているらしく、ペナルティーエリアのそばで中央学院の⑭がボールを持つとすぐに3人くらいが集まってくる。というわけでちょっとボールコントロールをミスするとボールを失ってしまうし、それならばボールタッチを多くしてボールを落ち着かせようとするとシュートコースを塞がれてしまうジレンマに陥っている。


55分、ペナルティーエリアの中で匝瑳の選手に囲まれ、どうにもならなくなった中央学院の⑭がスペースへ出したパスに、FW⑱が反応して飛び出し押し込んだが、⑱はオフサイドポジションにいたのでノーゴール。


しかしその2分後。中央学院の右CK。
右のコーナーからCH⑩が右足で蹴り上げるが、このボールはゴール正面にいた匝瑳の選手がクリアし、ボールはペナルティーエリアの外に出た。しかしペナルティーエリアの右角にいた中央学院の右SH⑨が飛んできたボールに右足を合わせた。
すると、ボールはフワリと上がってペナルティーエリアの中にいる選手の頭上を越え、ゴールの中におさまった。
(中央学院 6-0 匝瑳)


匝瑳のキックオフで試合再開となる。
左サイドのスペースへボールを送ったが、このボールは中央学院の右SH⑨がカットして、右サイドを縦にドリブルで攻め上がり、ペナルティーエリアの脇まで達した。
ペナルティーエリアの右から、ペナルティーエリアの中へ切り込んでいこうと、中央学院の⑨は大きく切り返して、ペナルティーエリアの中にいる匝瑳の選手の逆を取りに掛かる。
すると匝瑳の選手たちがこれについていくのが厳しくなり、4人のDFの間にギャップができると、そのギャップに中央学院の選手が飛び出してパスを受け、決定的な場面が生まれたと思うのだが・・
「⑭に得点を挙げてもらいたい」という気持ちが、ボールを持つ選手の足を止め、⑭の場所を探しているうちにどんどんシュートチャンスがなくなっていく・・という状況。


中央学院の選手が攻めあぐねているうちに時間が経過していくと、61分に匝瑳の選手がクリアしたボールが、右サイドに張っていたFW⑫に渡る。中央学院の選手がすぐにタッチライン際の狭いスペースに追い込んで足を入れてボールを奪うが、OH⑦がすぐにプレッシャーを掛けに行く。
このプレスで、ボールをキープする中央学院の選手のドリブルのコースは狭められたものの、次にプレッシャーを掛けにくる匝瑳の選手が遅れてボールを奪い取れず、ハーフウェーラインの近辺で匝瑳ボールにする挑戦は失敗。


そこから、中央学院の選手がボールを保持して、匝瑳エンドのペナルティーエリアに迫る展開に戻る。

そして66分。
匝瑳のゴールキックを拾った中央学院の選手CH⑩がドリブルで中央突破。ペナルティーエリアの直前に差し掛かって、相手DFが寄せてきたタイミングでその間にスルーパスを通した。
匝瑳DFの背後に出たボールに、CH⑭が反応して飛び出し、ボールに追いつくとすぐにゴール左に蹴りこんだ。
(中央学院 7-0 匝瑳)


中央学院としては、ここまで得点がなかった⑭が得点を挙げることができ、まずはひと安心。


匝瑳のキックオフで試合再開となるが、すぐに中央学院のCH⑩がボールを奪って、右サイドへフィード。このボールに反応した右SH⑨がドリブルで進んでペナルティーエリアの右脇から中央突破をうかがう。
匝瑳の選手は、自陣のペナルティーエリア近くで、ボールを持つ中央学院の選手を複数で囲いに行くのが精いっぱい。その外側で横パスを回されてしまうとボール保持者にプレスを掛けに行く選手と、逆サイドに残る選手との間隔が広がり、そこでチャンスが広がる。
79分、縦パスに反応してペナルティーエリアの右をえぐった中央学院の⑨が、ゴールライン際から折り返したボールが、ニアに走りこんだ⑭に渡る。
この試合に出場している3年生が仲良く2得点ずつで終わることができるかと期待が高まったが、⑭が右足で合わせたシュートはクロスバーの右を抜けていった。なかなかうまくはいかない。


試合はアディショナルタイムに入り、中央学院は左SH⑪がドリブルで持ち上がり、ペナルティーエリアの中へ切り込んでいく。ゴールエリアに侵入する前に匝瑳の選手が脚を出してブロック。
弾かれたボールはペナルティーアークを目指して飛んでいったが、中央学院の⑪は素早く反応してこのボールに追いつくと、反転ボレーでゴールに蹴りこむ。ボールは匝瑳のGK①の頭上を越してゴールに収まった。
(中央学院 8-0 匝瑳)


このゴールが決まった直後、試合終了を告げるホイッスルが鳴らされた。



中央学院はいちおう、この試合に出場した3年生全員が得点できて、笑顔でピッチを後にすることができた。まずは、めでたし、めでたし。


匝瑳は今シーズンの公式戦は未勝利で終えることになった。
大差で敗れる試合が多く、依然として道のりは厳しい。しかしこの試合では、DFボールを奪ってから中盤→トップへとつなぐ形、高い位置でプレスを掛けてボール奪い返す形から、相手の最終ラインの背後にボールと人を飛び出させる場面もできた。
ひとつひとつのプレーを見れば、徐々にレベルは上がってきているのだが、他チームの進歩は急激で、相対的なレベルが下がってきてしまっているというのが現状。だからこそたくさんの試合経験を積んで盛り上げていきたのだが、部員の少なさもあってうまくいかない。
もう少し、もう少し、女子サッカー文化が定着すればなあと、匝瑳の様子を見るたびに思う。


(了)
[2016/10/13 21:13] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
やわらかな秋の夕暮れに・・ (関東大学リーグ 日本女子体育大 - 東京情報大)
第29回関東大学女子サッカーリーグ 3部 第9節

二階堂学園日本女子体育大学 ― 東京情報大学


2015年11月1日 15:00 キックオフ

会場:中央学院大学つくし野総合グラウンド・サッカー場
天候:晴れ、弱風
ピッチ:乾いた人工芝

試合時間90分、決しなければ引き分け。
交代要員9名のうち5名まで交代可。

前半 0-0
後半 0-0
合計 0―0


<日女体>
FW ――㉒―⑯――
MF ⑲―――――㉑
MF ――⑦―⑬――
DF ㉚―㉕―⑩―⑮
GK ―――㉙―――


<情報大>
FW ―――⑧―――
MF ⑮―⑬―⑥―⑫
MF ―――⑲―――
DF ③―㉑―⑦―⑨
GK ―――①―――



流経大柏のグラウンドからナビに従い裏道を使って、やってきたのは我孫子市つくし野。

8月の末から始まった関東大学女子サッカーリーグも、この日で閉幕。現在9戦全勝で3部の首位に立つ日女体は、この試合に負けさえしなければ自動昇格が確定。
それを迎え撃つ情報大は昇格圏内から外れてしまっている。ただ部員不足で発足したばかりの中央学院大と合同、さらに他大学にいる選手も入れなければ成り立たない状況を考えればここまで3勝2分け4敗という成績は上々。来期以降の巻き返しに期待。


試合は日女体のキックオフで始まる。
センターマークからのバックパスがCB㉕まで到達し、日女体の㉕が右サイドに向けて力強くボールを蹴り出す。

ボールの落下地点には情報大の選手が先に入っていたが、ボールを追っていた日女体の選手が後から飛び込んできて2人が交錯。情報大の選手が倒されて情報大に直接FKが与えられた。
ボールを蹴るのはDH⑲。彼女が右足で力強く縦に蹴り出したボールは、日女体の選手がクリアすることができず。裏のスペースへ抜けたが、情報大の選手たちがこのボールに追いつく前に日女体のGK㉙がボールを押さえた。


ボールを押さえた日女体の㉙がパントキックで右サイドにボールを蹴り出し、そこからは蹴り合い。それも、ロングボールの受け手になる選手が、味方がボールを蹴り出す前に動き出してない、緻密な戦術があることをこちら側に感じさせない蹴り合い。

日女体は、FW⑯をターゲットに浮き球のパスを放り込み、彼女がヘッドでサイドや裏のスペースへ流したボールを、右SH㉑が狙って飛び出し、主にペナルティーエリアの右からクロスボールを折り返す。

しかしこのクロスボールに対しては、情報大のCB㉑やDH⑲が強さを見せ、日女体のFWにボールを触らせずに弾き返す。
情報大は彼女たちがボールを奪うと、相手エンドに向けてボールを蹴り出す。そのロングボールをFW⑧が競って、日女体の最終ラインの裏にボールを流す。このボールに他の情報大の選手が先に追いつけばチャンスになるのだが、今のところは日女体のGK㉙が先に押さえるばかり。


日女体の右サイドからのクロスが繰り返され・・7分。

日女体のクロスボールを、情報大の選手が先に触ったが、前にクリアすることができずに右後方に流れる。フォローしに来た味方選手がクリアする前にゴールラインを割った。

日女体にとってはこの試合初めてのCK。
左のコーナーにボールをセットしたのはCH⑦。右足でゴール前に蹴り上げたボールは、ニアポストにいた情報大の左SH⑮がヘディングでゴールラインの外にクリア。もう一度日女体の左CKとなる。

改めて⑦がボールを蹴り出すと、FW⑯が情報大のGK①の前に飛び込む。動きが重なったことで情報大の①は一度ボールをこぼしてしまったが、そこは能力の高い情報大の①。すぐに反応してこぼれ球を押さえた。


ボールを押さえた情報大の①がパントキックでフィードして中盤でのボールの奪い合いが続き・・10分。競り合いの中で情報大の選手が倒されて、センターサークルの左前方から情報大ボールの直接FKとなる。

開始そうそうのFKと同様、DH⑲が右足で力強くボールを蹴り出す。するとボールはペナルティーエリアの中に飛んでいく。これは、ペナルティーエリアの手前で待っていた情報大の選手たちにとってみれば予想外だったようで、情報大の選手はボールよりはるかに遅れてペナルティーエリアの中に入ってきた。
そんな有様だったので、ボールは日女体のGK㉙が誰にも邪魔されずにキャッチした。



試合はまたも蹴りあい。


日女体のほうがFWの選手にボールが渡る回数が多く、押し気味のボール展開。
しかしボールを受けた選手が、ボールをトラップしながら身体の向きを変えるというプレーはまだないので、守る情報大の選手は身体を置く場所さえ間違わなければ、なんとか抑えられる。という感じ。


14分。
日女体の選手が情報大エンドに蹴りこんだロングボールを、情報大のCB㉑がヘディングでクリア。こぼれ球をOH⑥が拾って日女体の最終ラインの裏を狙ってボールを蹴り出す。

このボールを日女体のCB⑩が先に追いついたが、ボールは彼女の前で大きく弾んで裏に抜けたが、日女体のGK㉙がいち早くボールを押さえて、パントキックで情報大エンドに向けて大きく蹴り出す。

真っ直ぐに飛んでいったボールは、情報大のCB2人の前に飛んでいく。当初ここのスペースには日女体の選手はいなかった。だが右寄りにポジションを取っていたFW⑯が、ボールが蹴り出されると同時にこのスペースに飛びこむ。
彼女がスペースにやってくると、同時にボールがやってきて、このボールをワンタッチでシュートを打ったが、ボールはゴールの右にそれていってしまった。

意外かもしれないが、これが日女体にとって初めてのシュートらしいシュート。



その後も優勢に進める日女体は、16分に前半2本目のCKを得た。今度は右のコーナーからCB㉕が左足をインスイングさせ、ゴールに向かって巻いてくるボールを蹴っていったが、このボールは情報大のGK①が直接キャッチした。

ボールを押さえた情報大の①がパントキックで蹴り出したボールが、ハーフウェーラインを越えてFW⑧がヘディングで競り合う。そして情報大の⑧が競って落としたボールが、広く開いていた左サイドのスペースへ転がっていき、前方での競り合いに反応して走り出したOH⑥がこのボールに迫る。
情報大にとって久々のチャンスになったかと思われたが、日女大のGK㉙がペナルティーエリアを飛び出して、情報大⑥がボールに触る前にタッチラインの外にクリアした。

最初の決定機はしのいだが、その後も情報大のスローインから始まる。投げ入れたボールをFW⑧が受けて、ペナルティーエリア右のラインに沿ってドリブルで攻め込んでいったが、クロスボールを上げさせてもらえない。

ペナルティーエリア右にこぼれたボールに情報大の選手が詰めたが、日女体の選手がいち早くボールに追いつき、情報大の選手に当ててボールをタッチラインの外に出した。

自陣のペナルティーエリア左で日女体ボールのスローイン。
左SB㉚が投げ入れたボールを左SH⑲が受けて、そのまま縦に持ち上がる。ペナルティーエリアの左角に持ち込んで、クロスボールを入れようとしたところで情報大のDH⑲が飛び込んで、脚を出してブロック。

跳ね返ったボールがゴールラインを割って、前半3本目となる日女体のCKとなる。

今度は左SH⑲がCKを蹴る⑦のところに寄ってくる。どうやらショートコーナーを用いるようだ。日女体の⑲がボールを受けると同時に、情報大のDH⑲が彼女の背中からプレッシャーを掛ける。
それなので日女体の⑲はワンタッチで⑦にボールを返したが、CKを蹴り終えた⑦がいたところはオフサイドポジション。

情報大に間接FKが与えられ、情報大の⑲が縦にボールを蹴り出したが、このボールはハーフウェーラインを越す前に両チームの選手が競り合い、こぼれたボールを日女体のFW⑯が拾って抜け出す。
ドリブルで縦に抜けた日女体の⑲は、ペナルティーエリアの手前でカットインして、ペナルティーアークの右から右足で強烈なミドルシュートを打っていった。しかしこのシュートはクロスバーに当たってゴールの後ろに抜けていってしまった。


情報大のゴールキックとなる。
ターゲットとなるFW⑧にボールが渡り、マイボールにした⑧は右サイドのスペースへパスを出したが、そのパスに追いつく味方がなく、日女体のDFが難なくこのパスを奪う。

ボールを奪った日女体は、サイドに出るSBの選手に横パスを出し、相手を広げてから縦にロングボールを蹴る。ただ、前で張っているFWやSHの選手が、味方がボールを蹴り出す前に動き出しを始めることがないので、このロングボールは情報大の選手が先に弾き返すことが多い。


しばらく、決定機なチャンスが生まれそうな感じがしない蹴り合いが続き・・


27分。ハーフウェーラインの手前で味方からの縦パスを受けた情報大の左SH⑮。ボールを受けるとすぐにクロスボールを蹴りこむ。
このクロスボールを日女体のDFが弾き返せずに裏にこぼれ、情報大のFW⑧とOH⑥がこれを狙って飛び込んだが、日女体のGK㉙が先にゴールエリアを出てボールを押さえた。

日女体はGK㉙の出足の良さに助けられてシュートを打たせてはいないが、この前にも浮き球のロングボールをDFが弾き返せないという場面があったので、少々心配。



そこからは、日女体のDFが自陣中央でサイドにボールを開き、そこからロングパスを駆使したサイドアタック。
そうなると、前線でプレスを掛けそこなった情報大の選手たちの戻りの遅さが目につきはじめ・・31分には日女体が前半4本目のCK。

右のコーナーからCH⑦がゴール前に上げたボールに、右SB⑮が頭で合わせたが、ボールはゴールの僅か左にそれていってしまった。


さらに日女体は32分。情報大のゴールキックからの競り合いで、こぼれ球を拾ったCH⑬が情報大エンドに向けて大きくボールを蹴り出す。
このボールは、情報大のCB㉑がクリアしたものの、詰めてきた日女体のFW⑯がこのクリアボールを拾って縦に抜け出す。情報大もGK①がゴールをエリアを飛び出してシュートブロックに行ったが、2人が交錯した結果、こぼれたボールが無人のゴールに向かって転がっていく。

すると情報大のCB⑦がボールに向かって猛ダッシュ。ボールがゴールラインを割る直前で、スライディングでボールに足を伸ばし、ボールがゴールの中に入るのを防いだ。これは守備のビッグプレーだ。


情報大の⑦がクリアしたボールはゴールの左へ抜けていき、日女体の左CKとなる。
前半5本目。日女体のCH⑦がゴール前にボールを蹴り上げると、情報大のGK①が真っ先に飛び出し、ボールが落ちてくる前にパンチングで逆サイドに流した。

先ほどのCB⑦の気迫のカバーが、情報大の選手の気持ちを盛り上げ、好プレーが続く。


情報大の①がパンチングで流したボールを情報大の選手が拾って、日女体エンドに向けて大きく蹴り出す。これをFW⑧が懸命に追い、ピンチが続いていた情報大の選手は一息つくことができた。

しかし日女体の選手が先にボールに追いつき、自陣で左サイドにボールを回して攻めあがる。情報大は最初に右SH⑫。次にOH⑥が寄ってきて、左サイドを攻めあがる日女体の選手にプレスを掛け、タッチライン際に追い込もうとしたのだが、上手くいかない。

しかしサイドを破られてクロスボールを入れられても、情報大のGK①が鋭い飛び出しでセーブする。情報大の①はどうやら先ほどから乗りに乗ってきたようだ。


41分、日女体のFW㉒が縦パスを受けて、情報大の最終ラインの裏に抜け出した。情報大のGK①がここでも真っ先にゴールエリアを飛び出してセーブに行く。
日女体の㉒は、ボールを押さえられる前にシュートを打っていったが、ボールはゴールの左にそれてしまった。

これは仕方のないプレーではあるが、その他にもシュートチャンスが訪れた日女体の選手が、絶好のタイミングを逃したり、シュートに力が入りすぎて大きく枠を外してしまったりというプレーが度々見られた。


それでも日女体の選手がサイドをえぐる回数が多いのだが、決定的なチャンスを作ることができず、前半を折り返した。



ハーフタイムの間に日女体は、⑲に代えて⑧を入れ、それに合わせて選手のポジションが以下のように入れかわった。

FW ―――⑬―――
MF ㉚―㉒―⑯―⑧
MF ―――⑦―――
DF ⑮―㉕―⑩―㉑
GK ―――㉙―――


それに対する情報大のキックオフで後半が始まる。

センターマークから自陣に戻されたボールをDH⑲が右前方へ大きく蹴り出し、右SH⑫がボールを懸命に追いかけるが、先にボールに追いついたのは、日女体の左SH㉚。
ボールを奪った日女体の㉚は、タッチラインに沿って縦に攻め上がり、ペナルティーエリアの左角からクロスボールを上げたが、このクロスボールは情報大の選手が逆サイドに流し、こぼれ球を拾った情報大の左SB③がドリブルで攻めあがる。


しかしハーフウェーラインを越える前に日女体の右SH⑧が寄せてボールを奪い取り、先ほどの㉚と同じように縦に持ち上がって、ペナルティーエリアの中にクロスボールを入れた。
このクロスボールを、情報大のDFが足でクリアしようとしたが、正確に足にミートしなかったのでボールが数メートルしか飛ばない。そしてボールは詰めてきた日女体のOH㉒が足に当てた。
日女体の㉒は、ペナルティーエリアのすぐ外にいて、身体の向きはゴールの方向を向いている。さらに目の前にいる情報大のDFはクリアしたばかりなので、体勢が不十分。これは決定的なチャンスになるだろうと思ったのだが、日女体の㉒はボールが足につかず、こぼれたボールをFW⑯が拾って、もう一度㉒へボールをつなぐ。
ボールを受けた㉒はシュートを打つことができたのだが、ここまで時間がかかってしまうと、情報大のGK①も充分に体勢を整えることができ、日女体㉒のシュートは身体の正面で押さえられた。


情報大の①がパントキックで蹴り出したボールを巡って両チームの選手が競り合い、その結果情報大の選手が倒されてしまい、情報大に直接FKが与えられた。
DH⑲が日女体エンドに強烈なキックを蹴りこむ。ボールは日女体DFの頭の上を越して飛んでいったが、日女体のGK㉙がゴールエリアを飛び出してキックでクリア。

日女体の㉙がクリアしたボールは勢いよく左サイドへ飛んでいき、左SH㉚がダッシュでボールに追いつくとそのままドリブルで攻め上がり、ペナルティーエリアの左からクロスボールを入れる。
このクロスボールは情報大の選手が足を出してブロック。弾かれたボールがゴールラインを割って、日女体が早くも後半1本目のCKを得た。

右のコーナーからCB㉕がボールを蹴り上げると、OH㉒がニアポストに飛び込んだが、ボールはその上を越してファーサイドに流れ、情報大のGK①がキャッチした。



その後も自陣からのロングパスが1トップの⑧に収まらず、攻撃を進められない情報大に対して、日女体がボールを奪うとシンプルに情報大エンドに蹴りこみ、SHの走力を生かしてチャンスを作る。

53分、日女体はペナルティーエリアの正面やや右、ゴールから30m強という位置からの直接FK。
DH⑦がゴールエリアの中にボールを蹴りこんだが、空中戦に競り勝ったのは情報大のCB㉑。ボールはペナルティーエリアの外にクリアされたが、日女体のFW⑬がこのクリアボールに詰めてきてミドルシュートを打っていったが、ペナルティーエリアの中にいた情報大の選手が懸命のブロック。


さらに56分。ミドルサードでこぼれ球を拾った日女体の⑧がドリブルを始める。近くには情報大の左SB③がいた。ドリブルのコースに入って身体をつければ止められそうな位置関係。
情報大の③は寄せきれず、日女体の⑧に抜け出されてしまった。そのまま日女体の⑧は、ペナルティーエリアの右角からクロスボールを上げ、先ほどのCKと同様に、ニアにOH㉒が飛び込んだ。
これでボールの方向が変わり、直接ボールをキャッチしに行った情報大のGK①は明らかに逆を取られたのだが、素晴らしい反射神経ですぐさま動きを変えてボールを押さえた。


その後もトップにボールが収まらず、セカンドボールの争いで勝てない情報大は、59分にOH⑬を一つ下げて、DHを2枚に布陣を変更。
この直後、CB㉑が右サイドのスペースへ蹴り出したボールに、右SH⑫が追いつくと、ボールを奪いに来た日女体の左SB⑮を振り切ってペナルティーエリアの右をえぐり、そこからドリブルで切り込んでシュートを打ちに行ったが、シュートレンジに入ったところでボールタッチが大きくなり、日女体のDFがどうにかクリア。


日女体の選手がクリアしたボールは左サイドに伸びていき、左SH㉚がボールを拾って攻めあがる。アタッキングゾーンの入り口で、情報大のDH⑲が右サイドに出て行って日女体の㉚を止めに行ったが、日女体の㉚はそれを振り切って縦に抜け出す。
すると情報大のGK①がゴールエリアを飛び出して、懸命にシュートコースを塞ぐ。日女体の㉚はわずかな隙を見つけようと、縦にドリブルを続けていったが、とうとうゴールラインの外に出てしまった。


さらに情報大の①が鋭い出足を見せるプレーはつづき・・

64分。
右SH⑧がハーフウェーラインのあたりで、中央からのロングパスを受けると、情報大のCBとGKとの間にアーリークロスを蹴りこみ、逆サイドからOH㉒が飛び込む。しかし情報大の①が鋭く飛び出して日女体の㉒とボールとの間に飛び込んでボールを押さえた。


この後は、防戦一方になっていた情報大のDFがマイボールになっていても、ディフェンシブサードから最終ラインを押し上げることができず、ハーフウェーラインのあたりで待つFW⑧やOH⑥にボールを送ってもサポートできず、すぐに日女体の選手にボールを奪われてしまう。

もはやディフェンシブサードで弾き返すだけになってしまった情報大は、ここからもピンチの連続。


70分には、情報大のクリアを拾った日女体の選手が、右サイドのスペースにいた右SH⑧へ展開。ボールを受けた⑧はドリブルで縦にえぐって、ペナルティーエリアの右からクロスボールを入れる。
するとニアポストにOH㉒が飛び込んだが、情報大のDH⑲がその前に身体を入れてクリア。しかしこぼれ球は日女体の⑧に渡り、日女体の⑧は再び縦にえぐってゴールライン際からクロスボールを折り返すが、情報大の選手が必死のブロック。

弾かれたボールがゴールラインを割り、日女体の右CKとなる。
CB㉕が右コーナーからゴール正面に上げたボールに、右SH⑧が頭で合わせたが、ボールはゴールの右に外れてしまった。



情報大のゴールキックとなったが、蹴り出されたボールを日女体のOH⑯が先に拾う。まだペナルティーエリアから少々距離があったが、すぐにシュートを打っていった。
しかしこのシュートには勢いがなく、情報大のGK①が両腕で抱え込むようにキャッチ。

ボールを押さえた情報大の①が今度はパントキックでフィードする。
しかしこのボールを拾うのも日女体の選手。DH⑦がボールを拾うと、左前方にいたSH㉚の足元にパスを送り、㉚がワンタッチで左SB⑮に落とすと、⑮が情報大の最終ラインの背後にアーリークロスを蹴りこみ、OH㉒が逆サイドから飛び込んだが、ここでも情報大のGK①が素早い出足で先にボールを押さえた。


その後は、しばらく決定機こそはなかったものの、日女体の選手がボールを支配。最終ラインでサイドに開き、ペナルティーエリアの脇をえぐる。情報大の選手がそこからの侵入を防ぐと、バックパスから逆サイドに展開して攻撃を作り直す。

そして決定機が訪れたのは87分。ペナルティーエリアの左を攻めあがったOH⑯がアーリークロスを蹴りこみ、このボールに逆サイドから飛び込んだ右SH⑧が飛び込むが、情報大の選手が日女体の⑧の前に入って身体を預けたので、このシュートはクロスバーの上に浮いてしまった。


さらに日女体の攻撃はつづき・・90分。
ペナルティーエリアの右から、日女体の直接FK。CB㉕が蹴りこんだボールは逆サイドに流れ、フリーになっていた右SH⑧に渡ったが、情報大の選手が懸命にブロック。跳ね返ったボールがゴールラインを割って、日女体の右CKとなった。

右のコーナーからCB㉕が上げたボールを、ゴール正面に飛び込んだOH⑯がインサイドボレーで合わせたが、これがゴールの左にそれてしまった。


情報大のゴールキックとなると、またも日女体の選手がボールを拾ってシュートを打ちにいったが、そのシュートが左にそれて試合終了となった。


日女体の全勝優勝は阻まれ、情報大は今後につながる勝ち点1を得た。

情報大の選手たちのハードワークと守備能力には舌を巻いたが、ただ攻める日女体のほうにも、ミドルサードからの長いパスにアタッカーが飛び込むパターンが中心で、アタッキングゾーンで細かくボールを動かして攻撃のリズムを変える緻密さはなかった。


(了)
[2016/09/01 19:11] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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