平成24年千葉県高校総体サッカー女子2回戦 千葉明徳高校VS県立成田国際高校
2012年 5月6日(日) 14:30キックオフ at.県立市川東高校グラウンド

天候:晴 試合時間60分 延長20分 PK 交代要員9名のうち5名まで交代可 (自由交代)


千葉明徳高校 5(2-0 3-0)0 県立成田国際高校



成田国際高校のキックオフで試合開始。
CH⑨から⑤へとパスをつないだところで、千葉明徳高校がプレッシャーを掛け始める。千葉明徳高校はまずOHの⑩とCH⑨がいち早くプレッシャーを掛け、ボールを奪うとすぐに相手DFの背後にボールを入れる。凸凹のグラウンド状態を考えた現実的な戦い方という印象。

2分、ハーフラインから10mほど後方でボールを奪った、右SB⑮からSHの⑦へと縦パスをつなぎ、右サイドに流れてきた⑩にパス。右45度から右足でゴール左に流し込んで千葉明徳が先取点を挙げた。

CBがボールを持つとSBがタッチライン際に広がってボールを受け、そこからピッチを広く使ったパスワークを見せる成田国際高校。今日はその重要な中継点となる左SH⑥が厳しくディフェンスされてボールがおさまらず、なかなか前にボールを運ぶことができない。
中盤でつなげないならと、中盤を飛ばしてDFの選手が相手の最終ラインの裏を狙ってロングボールを蹴り、FWの2人を走らせることもやるのだが、千葉明徳のDFがきっちりと対応していて、なかなかDFの裏を取れないし、こぼれ球の奪い合いでも中盤を厚くしている千葉明徳高校の方が優位。


そして6分、スルーパスに反応したFW⑪がゴール右に流し込んで千葉明徳高校が2点目を挙げた。
成田国際高校が思うようなサッカーができない中で、千葉明徳高校が立て続けの得点。勝負の流れでいえば、このペースのまま3点目が入ってしまえば、千葉明徳高校の勝利はほぼ確定する。


成田国際高校は厳しいプレッシャーの中でも、ボールをキープして鋭いパスを出せるCHの⑨がFWに近い位置に上がることが多くなり、FWを狙った縦パスのこぼれ球の競り合いを制そうとするのだが、千葉明徳高校のCH⑥も⑨も背が高くてキープ力、キック力があり、CBの⑤はスピードがある。この3人が危険なボールは堅実にクリアすることに徹するとなると、破っていくのは難しい。

14分に千葉明徳ボールのゴールキックを奪った⑨がシュートして、ようやく成田国際高校の初シュート。

しばらく成田国際高校が攻めはじめるが、20分を経過したあたりからまたも千葉明徳高校のプレスがハマりはじめ、ショートカウンターから成田国際高校ゴールに雨あられとシュートを浴びせかけるが、追加点を奪えないまま前半が終わる。



成田国際高校の側に立つと、この状況を改善するためにどういう手を打ったらよいのか、さっぱりわからない。
後半に向けて左SHに⑬を投入して、⑥をCHに回してきたのだが、これがどういった効果を生み出すか。


後半は千葉明徳高校のキックオフで開始。
左サイドへボールを展開したが呼吸が合わず、ボールを奪った成田国際高校がFWに向けてボールを送るがこれも合わない。
3分には千葉明徳の左SH⑳のシュートがクロスバーをたたく惜しい場面があれば、成田国際高校がCHに回った⑥のドリブルで攻め込みCKをゲット。


一進一退の展開で試合が進んだが、40分に千葉明徳高校の⑮がペナルティエリア右から上げたクロスボールを、成田国際高校のDFがクリア。このボールをCHの⑨がダイレクトでDFラインの裏に蹴りこみ、後半からCHに入った⑲が右足でゴール左に流し込んで待望の3点目を挙げた。


ビハインドを3点に広げられた成田国際高校。すぐに落ち着いてパスをつないで攻めていこうとするが、勢いに乗った千葉明徳高校は3トップ気味にして高い位置からのプレスで成田国際高校の攻撃を封じ込める。ファーストディフェンスの早さももちろんあるが、2人目のフォローが段違いに速い。


49分、成田国際高校エンド内で右からのスローインをもらった⑩が縦にボールを送ると、ペナルティエリアの中にいたFW⑯がこのボールをダイレクトで蹴りこみ4点目を挙げると、55分には中盤の競り合いから縦パスが出ると、左サイドに張っていたFW⑯が真ん中へ入り込んでボールをもらい、右足でゴール左に流し込んで5点目を挙げた。


成田国際高校は、CH⑨が左のスペースにパスを出し、FW⑪を走らせて左コーナーをえぐっていこうとしたが、これを千葉明徳高校の選手がしのいだところで試合終了となった。





千葉明徳高校は能力の高い選手が揃っているので、局面を個人技で打開しようとする傾向が強いような印象があったが、今日の試合の真ん中の3人は、グラウンドコンデションを考えて個人技を捨て、現実的な戦い方に終始したことが完勝ともいえる勝ち方の要因だと思う。

ただ、まだそれがチーム全体まで浸透していたかというと、そこまで至っていないように見えた。
正直、次の幕張総合高校戦までは「個人技を捨てたつまらないサッカー」に徹してでも勝ちを目指してほしいなというのが私の感想。

ディフェンスは堅実に守っていたとはいえ、もっと浮き球をヘディングでクリアできる場面というか、クリアしなければいけないところがあったように思うが、ヘディングでクリアすることが少なかったのが残念だった。




成田国際高校の選手たちは、自分たちのサッカーが思うようにできない中でも、ひるんだり腐ったりせず、気迫を前面に出して真っ向から戦ったことに敬意を表したい。
あのような書き方をしたが、実際は白熱した熱い戦いであった。


話は変わって

むかしむかしの高校男子サッカーのお話。

インターハイで全国制覇した学校が、高校選手権の予選で負けてしまった瞬間を見たことがある。

そのチームのなかで、全国的にみても能力が高い選手は快速ドリブラーのFWとパスセンスのあるMFの2人。

FWの選手はFWに置くのが一番いいのだが、問題はMFの選手をどこに置いたらいいか。

DFラインの前、ボランチに置くと、相手が集中して守るペナルティエリアの近辺で、相手DFの意表を突き、なおかつ能力の高いFWを生かすパスを出す選手がいなくなるので、攻めていながらも点を取れない状態になり

といってFWに近い位置に置くと、相手が高い位置から厳しくプレッシャーを掛けてこられると、味方のDFやボランチの選手が大きくボールを蹴るだけになってしまい、相手ゴールに近い位置での競り合いとなり、ボールをキープするのが難しく、相手DFのミスでもないとシュートチャンスができなくなる


その時の試合でも、彼をボランチにしたり、トップ下に上げたりと試合中に再三動かしたのだが、上記のようにメリットもあれば同じくらいデメリットもあり、結局得点を取れずに敗れてしまったということがあった。



今日の成田国際高校を見て、そのことを思い出した。

[2012/05/13 07:50] | 未分類 | トラックバック(1) | コメント(2) | page top
平成24年度千葉県高校総体サッカー女子2回戦 流通経済大学付属柏高校VS市川学園市川高校
2012年 5月6日(日) 13:00キックオフ at.県立市川東高校グラウンド

天候:晴 試合時間60分 延長20分 PK 交代要員9名のうち5名まで交代可 (自由交代)


流通経済大学付属柏高校 6(3-0 3-0)0 市川学園市川高校



流経大柏高校のキックオフで試合開始。
開始40秒でストッパーの②が負傷して③と交代となるが、それにもめげずにロングボールでペナルティーエリアの右をえぐって攻め込んでいく。

そして開始3分、ペナルティーエリア正面で相手のクリアボールを拾ったCH26がミドルシュートをたたきこんで流経大柏高校が先取点を挙げた。
その3分後、センターサークルよりやや相手エンドに入った位置でボールを奪ったCH⑧が、右サイドにボールを持って上がると、左から市川高校の選手にぴったりとつかれて、身体を預けられていたのだが、ペナルティーエリアの右から強引に右足を振りぬくと、ボールはゴール左上に突き刺さり2点目。


市川高校は、切れ味鋭いドリブルができるFW⑭にボールを集めるが、流経大柏高校の選手たちは彼女を徹底マーク。体格の差もあって満足にボールキープができずに、流経大柏高校に攻められ続ける。
DFの選手も、ボールを貰って縦に抜け出そうとする流経大柏高校の選手に懸命に食らいつき、身体を預けて粘るものの半歩ほど相手に身体を出されてしまう状態。

それでも市川高校のディフェンスが耐え。流経大柏高校もペナルティーエリアの手前にいるFWにボールが入るものの、そこから中に侵入できずに遠目からシュートを打つことが多く。なかなか枠をとらえない。
しかし15分、右サイドに張っていたCFW30が味方からの縦パスに反応して、DFの背後を狙って走り出す。ここでも市川高校のDFが食らいついていたが、結局ゴール前にボールを折り返され、脚を出した逆サイドのDFに当たってオウンゴール。


ようやく市川高校は16分、中盤のこぼれ球をCHの⑩が拾うことができ、ダイレクトで流経大柏高校のDFの裏にボールを送って攻め込むことができ、そこからしばし市川高校が攻める時間帯。
ただ、ドリブルの上手い⑭が自陣方向に引いてボールをもらい、ボールをもらうとDFラインの裏にパスを出し、それをもう一人のFW④と右SH⑪が走る形は、いまひとつ怖さに欠ける。


市川高校が決定的なチャンスを生み出せないでいると、流経大柏高校が逆襲に転じ、再び押し込んでいく。ただペナルティーエリアの中に人もボールも入れることができず、主に遠目からのシュートで終わってしまい、さらなる追加点はないままに前半終了となる。


後半は市川高校のキックオフで始まるが、ここでも流経大柏高校がボールを奪って押し込んでいき、早くもFW⑨がペナルティーエリアの外側から2度シュートを放つが、いずれもクロスバーをたたく。
市川高校は前半に徹底的にマークされたFW⑭が、プレッシャーの少ない右サイドに張ってボールを待つが、DFからのクリアボールを拾い、彼女にボールをつなぐCHの⑩へのプレッシャーが厳しくて、自由にプレーできてないのでまるで形ができない。


そして38分、市川高校がゴールに近いところから大きくクリアすると、一斉に押し上げる。ボールを流経大柏高校のDF⑤が拾うとすぐに市川高校の選手がプレッシャーを掛けに来たので、⑤は市川高校のDFの裏を狙って大きく蹴りだす。
このとき前に残っていたFW30がオフサイドにならず、彼女がボールをペナルティエリアの手前まで持って上がり、右にパスを流すとFW⑨が決めて4点目。
その1分後に右サイドを攻め上がり、ペナルティーエリアの脇でマイボールのスローインをゲットすると、このボールをもらったFW30がゴールへ向けて入り込み、右45度からゴール左上に突き刺して5点目。41分にもスルーパスに反応した⑨が流し込んで流経大柏高校が6点目を挙げた。


後半も15分を過ぎると、ここまでずっと押し込まれていた市川高校が、ボールを奪ってからの押し上げが苦しくなる。
流経大柏高校が押しっぱなしとなるが、単独のドリブルからシュートを放ち、GKにキャッチされることが繰り返される。もう少し攻撃に関わる人数を増やして、幅と厚みをつくってほしいのだが・・


市川高校は前線に蹴りだされたボールの競り合い、こぼれたボールへのプレスから、最終ライン、ときにGKまでボールを下げさせることはあったものの、シュートを打つまでに至らずに試合終了となった。



流経大柏がパワーで圧倒した試合。
ただ、ペナルティエリアの中にいるFWにボールがおさまりながら、そこでボールを持ちながらずるずると下がっていって、結局は遠目からのシュートで終わることが多かったのが前半。
後半は単独ドリブルの末に、ペナルティーエリアの外からのシュートで終わることが多かったのが後半だった。

凸凹のグラウンドコンデション、強い風ということもあるだろうし、「簡単にボールを下げない」ということを強く意識したということもあるだろうが
それでも、ペナルティーエリアの中にいたFWが足元でボールをもらったら、ペナルティーエリアのすぐ外側まで上がってきたMFにいち早くボールを下げ、そのMFに突破させるとか、他の選手が裏に飛び出してそこにパスを出すとか・・何かあるじゃないか。



市川高校は、今のところ相手エンドまでボールを運べる手段が、⑭のドリブルとロングパス、⑩のロングパスくらい。やはりDFからFWへのロングパス、そのボールを相手のDFがクリアして相手のFWへロングパス・・という蹴り合いになった時に、DFの選手が相手DFに比べて蹴り負けてしまうのが厳しいところ。
ディフェンスのときに、相手FWとの身体の入れ合いに負けてしまったことも含めて、フィジカルの強化は絶対にやらなきゃいけないことだと思うが

それと同時に、フィジカルの強い相手からのプレッシャーを避ける方法も考えないといけないのかなと思う。プレッシャーの少ないサイドへ、早く判断してパスを回す。それも技術がないと難しいけど

(了)
[2012/05/13 06:05] | 未分類 | トラックバック(1) | コメント(0) | page top
平成24年度千葉県高校総体サッカー女子2回戦 松戸市立松戸高校VS八千代松陰高校
2012年 5月6日(日) 11:30キックオフ at.県立市川東高校グラウンド

天候:晴 試合時間60分 延長20分 PK 交代要員9名のうち5名まで交代可(自由交代)


松戸市立松戸高校 0(0-1 0-1)2 八千代松陰高校



市立松戸高校のキックオフで試合開始。
CH③からのロングボールが、八千代松陰高校のペナルティーエリアの脇まで飛び、八千代松陰高校のDFがタッチラインの外へクリア。市立松戸高校はスローインからゴール前に入れてきたが、これも八千代松陰高校の選手がクリアする。

立ち上がりは押し込まれて、クリアするばかりだった八千代松陰高校。
ようやく右サイドにボールを展開して、ハーフライン付近からマイボールのスローインと変わり、このボールを右SH⑥からサイドに流れたFW⑪へとつないで、この試合初めてのCKをゲットした。
キッカーの⑨が蹴ったボールは、ニアにふわりと上がり、ゴール正面からニアに流れて来た⑦が、慎重に頭でボールを合わせると、ゴール左上に納まる。八千代松陰高校が早くも開始2分で先取点を挙げた。


これでようやく最終ラインを押し上げられた八千代松陰高校は、ハーフライン付近でDFが横パスを回しながらチャンスをうかがういつもの展開。
しかし、今までと違うのはボールサイドに流れてくる⑮の足元、相手DFの背後を狙う⑪を走らせるボールなど、DFからすぐにFWへという縦パスの流れがあること。八千代松陰高校のサッカーは変わったなと感じる。


対する市立松戸は、1対1の巧さ、強さでボールを奪い取り、奪ったボールをシンプルに前線へ入れるこれまで通りのサッカー。
ただ八千代松陰高校が最終ラインを深めに敷いているため、1本のパスで最終ラインの裏にボールを入れることができない。エースストライカーの⑩にボールが渡ることは渡るが、彼女がボールをもらう地点が八千代松陰高校のCBの手前。そこからDF2、3人を相手にドリブルを仕掛けなければいけなくなり、これを破るのは困難な様相。
相手のディフェンスを破るには、もう少し短いパスをつないでいきたいが、市立松戸高校のDFはそこまでリスクを負いたくないというか、負えないというか、すぐに大きく蹴ってしまおうとする。

それでも⑩の懸命のチェックと、それに連動したFW⑪、OH④のプレスでボールを奪い、ペナルティーエリアの両サイドにボールを運んで攻める機会も増えてきた。
対する八千代松陰も、ボールを奪うとすぐにFWへボールを集め、一進一退の攻め合い。とくに八千代松陰高校のFW⑮と彼女をマークする市立松戸高校のストッパー⑦との攻防は見ごたえがあった。



前半は八千代松陰高校の1点リードのまま終わり、後半は八千代松陰高校のキックオフで開始。ロングボールを前線に蹴りこんだが市立松戸高校の選手がクリア。
このボールが市立松戸高校のFW⑩に渡ったが、八千代松陰高校のキャプテンCBの⑩がいち早く潰す。

32分、八千代松陰高校は自陣のゴールに近いところから、ハーフラインの近くで待つ味方FWへ大きく蹴りだす。このボールを競り合う中で市立松戸高校のDFにプッシングがあり、ゴール正面40mから八千代松陰高校の直接FK。
キッカーは⑨。彼女は右足で真っ直ぐゴールに向かって蹴りあげたボールが、風にも乗ってぐんぐんと伸び、そのままゴールマウスにおさまった。


ビハインドを2点に広げられた市立松戸高校。
ボールを奪ったCH③が、そのままドリブルで10m、15mと強引に進んでいったり、もう一人のCH⑥はボールを奪うと、DFラインの裏を狙う⑩に急いでボールを入れ、結果⑩がオフサイドに掛かってしまうなと、焦っている雰囲気がうかがえる。


しばらくは市立松戸高校が八千代松陰高校のパスワークを寸断していたが、40分過ぎからちょこまかと前線に顔を出すCH⑦が、パスの中継点になる機会が増え始めると、試合の流れは八千代松陰高校に傾く。
市立松戸高校の選手の運動量が落ちてきて、中盤のこぼれ球を奪える確率が悪くなってきたのと、FW⑩が後半に何度かあったオフサイドのおかげで、大胆な飛び出しができなくなってきたのが大きい。

それでも⑩の奮闘で相手エンドに入ったところでFKのチャンスをもらったが、これを生かすことができずに八千代松陰高校が2点をリードしたまま試合は終わった。



八千代松陰高校がまたも現実的なサッカーで勝利。
FW2人の働きが大きいことは前もに書いたが、それに加えCBの⑩に力強さと安定感が増してきたことが、さらに八千代松陰高校の強さを感じるところ。
ただ、CHの⑦がたびたび相手のペナルティエリアの近いところで動き回ってパスをさばいているときに、もう一人のCH⑨がそのサポートにふらふらと上がってしまって、最終ラインの前に広くスペースをつくってしまっていたのがなんとなく嫌な感じ。現にそのスペースに市立松戸のFW⑩が入ってきて、プレーされてしまったし、もう少し全体のバランスを考えてほしいと思う。



市立松戸高校は、後半にめっきりと運動量が落ちてこぼれ球を拾えなくなったこと。
56分にあったハーフライン付近からのマイボールのFKでは、相手がFW2人を残している状況で、キッカーのCH③のほかに3人のDFを後ろに残し「点差を考えたら後ろに残しすぎ」ということ。
など、細かいことを挙げればいろいろとあるのだが・・

ただ、今日のように相手がDFラインを下げてきて縦パス1本ではなかなか破れなくなってくると、そろそろ「短くパスをつなぐサッカー」へ進化しなければいけないタイミングなのかなと強く感じた。
ただパスをつなぐサッカーに切り替え始めると、勢いを失ってしまうチームも多々見てきたので、そこは慎重に行わなければいけないのだが、まずは「前に張ってる選手の足元にパスをつけ、そこからボールを戻してもらい、今度はスペースに出して別の選手を走らせる」というところからやってみてはどうだろうか。


(了)
[2012/05/13 04:53] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
平成24年度千葉県高校総体サッカー女子2回戦 県立幕張総合高校VS県立市川東高校
2012年 5月6日(日) 10:00キックオフ at.県立市川東高校グラウンド

天候:晴 試合時間60分 延長20分 PK 交代要員9名のうち5名まで交代可(自由交代)


県立幕張総合高校 13(8-0 5-0)0 県立市川東高校




市川東高校がキックオフで自陣へ下げたボールを、幕張総合高校のFW21が奪い取ってファーストシュート。そこから市川東高校のゴールキックのボールを奪い取り、幕張総合高校が試合を支配する。

幕張総合高校の選手は、ボールを奪うとサイドにグラウンダーのパスを展開して、ペナルティエリアの両脇をえぐってゴールを狙い、対する市川東高校の選手はFW⑬を一人前に残して、きっちりとした守備ブロックをつくって対抗する。


凸凹でグラウンダーのパスが走らないグラウンド状態もあるし、粘り強く守って少ないチャンスを狙おうとするチームを相手にするなら、いちばん最初にパワーとスピードの差を見せつけて相手の戦意を喪失させるやり方がいちばん有効でないかという考えもあるので、パスをつないで攻めていく幕張総合高校のやり方にあまり賛成できない。


それでも開始3分で、CKのこぼれ球をFW⑨が叩き込んで幕張総合高校が先取点を挙げ、12分にもCKからの混戦の中を21が決めてリードを2点に広げた。
ただ、前半の折り返し地点である15分を経過した状態で、スコアは2-0。この点差ならまだまだ市川東高校も戦意を喪失するほどではないと思っていた。

だが18分、CKのクリアボールをFW21が再びクロスを上げ、ゴール前に残っていた左SB⑤が頭で押し込んで3点目を挙げると、19分にDF裏に飛び出した21のシュート。つづく20分には味方からのバックパスをもらった⑤のミドルシュート。その2分後にはアーリークロスに反応した右SH⑥のシュートと立て続けに幕張総合高校が得点を挙げる。
さすがの市川東高校も、体力の低下が見えてきて、相手がボールをもらった瞬間の素早いフェイントについていけない場面が目に付くようになった。

25分、28分と左SHのキャプテン⑩が得点を挙げ、幕張総合高校が大量8点のリードで前半を折り返した。


後半になると幕張総合高校は5人の選手を入れ替えたが、キックオフのボールをFWから右SHに移った⑨が持ち込んでファーストシュート。

その後もハーフライン付近でDFがボールを回し、ペナルティエリアの左右から攻める幕張総合高校に対し、市川東高校のFW⑬が猛チェック。幕張総合高校のパスワークをタッチライン際の狭いところまで追い込むのだが、SHの個人能力に狭いところを食い破られ、クロスを上げられ、シュートを打たれてしまう。
ただ、幕張総合高校のシュートの精度は前半に比べてよくなく、市川東高校が前線に大きくクリアしたこぼれ球をCH⑫が拾えることも増えてきたので、市川東高校にも望みはありそう。


しかし41分、右サイドからFW21が放ったシュートのこぼれ球を、左SH⑩が押し込んで幕張総合高校が追加点を挙げると、その1分後には右サイドからの⑮のシュートが決まり10点目。
さらに48分には右サイドからの⑩の折り返しを⑮、58分には⑩からのアーリークロスを⑨、アディショナルタイムに入ってからも21が決めて、最終的には13-0という点差になった。


市川東高校は、後半も15分過ぎから足が止まってきて、それでも懸命に粘ったが、幕張総合高校の攻撃を止められなかった。
ただ、きっちりとした守備組織をつくることができていたし、GKも難しいボールは迷わず真下に叩き落とせる冷静さがあったし、パントキックもよく飛ぶようになり成長が見られた。
悔やむとしたらスタミナの問題もあるが、もう一つはせっかく相手のパスワークをタッチライン際に追い込んでいたのに、SBの選手がサイドに流れる相手FWや前に張る相手のSHに対するディフェンスの準備が遅くて、結局破られてしまったこと。チーム全体で「どこでボールを奪うのか」という共通認識があれば、もう少しよくなるんじゃないかと思う。


幕張総合高校は、凸凹なグラウンドのなかで、まだ本来の力を発揮できなかったのかなと推察される。この日のようなパスのスピード、人のスピードでは関東大会で勝てるのだろうか?
そんななか、左SH⑩がすごく身体を絞っていたのにはびっくりした、本人のイメージより身体が動きすぎてしまって、オフサイドにかかったり、ボールを置いていってしまうことがあったが、慣れてきたときには凄いことになるなと感じた。


(了)
[2012/05/13 03:51] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
平成24年度千葉県高校総体サッカー女子1回戦 県立千葉高校VS松戸市立松戸高校
2012年 5月3日(木・祝) 14:30キックオフ at.県立柏の葉高校グラウンド

天候:雨 試合時間60分 延長20分 PK 交代要員9名のうち5名まで交代可(自由交代)


県立千葉高校 0(0-5 0-1)6 松戸市立松戸高校



早くも開始1分、市立松戸高校がハーフライン付近の位置でボールを奪うと、ハーフラインをから5mほど後方という高い位置に構えていた県立千葉高校の最終ラインの背後にボールを出す。
これにエースストライカー⑩が反応して飛び出し、独走でGKと1対1となり、ゴール左に流し込んで先取点を挙げた。あまりにも早い先取点。
おそらく市立松戸高校の⑩のことは警戒していたのだろうから、彼女がボールを持って抜け出した時点で、県立千葉のGK①は構えはじめてほしかった・・


その後の5分にも市立松戸高校が、県立千葉高校の背後にボールを送り、FW⑩と⑪が抜け出したが、水溜りに阻まれて決定的なチャンスを逃した。

これで流れが変わるかと思ったのだがそうはならず、12分に右サイドを攻め上がった⑪の折り返しを⑩が決めて追加点を取ると、17分にもペナルティエリアの正面でクリアボールを拾ったCH③の縦パスを、誰も触れずにゴールIN。

これで、県立千葉高校の選手の気持ちが折れた感じで、21分にも左サイドからのパスに反応した⑩が中央を抜け出してゴール。25分には右サイドから折り返されたボールをOH④が決めて5-0で前半終了。



後半も市立松戸高校はシンプルに縦にボールを送ってチャンスをつくるが、県立千葉高校の最終ラインの押し上げが前半よりも慎重になったのと、GKの慣れと、水溜りに助けられたこともあって、FW⑩、⑪が抜け出しても力強いシュートを打てずに時間が過ぎていく。

後半も折り返し地点に差し掛かったあたりから、FW⑪、CH⑥などの個人のドリブルによって攻め込む場面がではじめた県立千葉高校。
ペナルティエリアの脇や正面までボールを運び、シュートを打つチャンスがいくつかあったが力強いシュートを打つことができなかった。

そして58分、中盤でボールを奪った市立松戸高校のOH⑥が右へ持ち出し、ななめ45度の角度からスルーパスをトスと、これに反応したFW⑩が飛び出し、ゴール左に流し込んで1点を追加した。


6-0のスコアで試合終了。
シンプルに前線にボールを送る市立松戸高校のスタイルが、このコンデションにフィットした結果となった。
⑩、⑪の瞬間的なスピードは大したもの。守備の方も大きな破綻は見られず安定していた。



県立千葉高校は前回より、気持ちと身体の強さが感じられたので残念な結果。
⑪は身体の使い方がうまくて突破力があり、⑫はボールコントロールがうまくて反応も良い。この2トップにできるだけボールを集めたいのだが、MFの攻めから守りへの切り替えの悪さと、DF、MFがボールの動きばかりを追ってしまうところは何とかしてもらいたいもの。

だいたい、プレーが切れたときに、首を振って周囲の状況を確認していた選手が何人いたのだろうか。


(了)
[2012/05/06 05:49] | 未分類 | トラックバック(1) | コメント(0) | page top
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